大阪市職員400人学歴詐称、大卒者が高卒枠で就職
4月14日3時22分配信 読売新聞
大阪市職員約4万5000人のうち400人以上が、学歴が大卒や短大卒なのに
「高校卒」と偽り、受験資格が高卒以下に限定されている職種で採用されていたこ
とが、市の調査でわかった。
自治体職員の就職時の虚偽申告は昨年6月以降、神戸市(36人)や兵庫県尼崎市
(2人)で発覚し、両市は諭旨免職としたが、大阪市は、こうした職員が業務を支
障なくこなしているうえ、「これだけで安定した生活を奪うのは厳しすぎる」とし
て停職1か月の懲戒処分にとどめる方針。
神戸、尼崎両市で発覚後、大阪市にも「学歴を偽った職員がいる」などの通報が寄
せられたため、市は3月9日から全職員の調査を始めた。同月29日までに申告す
れば停職1か月だが、その後に判明したら懲戒免職にすると伝えたところ、申告す
る職員が多く、期限を今月20日まで延長した。
・・・
「やはり。。。」というところでしょうか。
大阪市は簡単に済まそうとしていますが、これは、大変大きな問題です。
誰しも「安定した生活」は送りたいもの。
大学と資格の学校の二足のワラジを履き、公務員試験を目指した者は、1度は
高卒採用枠の地方公務員初級でも、市職初級でも、国家Ⅲ種でもいいから「公務員
になって安定したいなぁ」と、考えた者も多いはずです。
「社会貢献したい」「地方自治に貢献したい」
などという面接時の言葉は、面接官も含めて、その真理は、
「安定したいから公務員を選んだんだ。」という本音は誰でも分かること。
面接をしている面接官だって、本当の動機は「安定した仕事をしたいから」
なんですから。
何がいけないのか。
①「みんなが一度は『やりたいなぁ』と思い、『それはルール違反だ』と踏みとど
まり『大卒程度の難しい試験をまともに受けた』そして落ちて公務員となれなかっ
た者」の気持ちを踏みにじっている。
②そのルール違反の400人のおかげで、本来採用されるべき『高卒』の400人
が採用されなかったわけである。その学歴詐称者のおかげで落とされた人たちの人
生はどうしてくれるのか。賠償責任問題である。
③地方でも市バスの運転手など、学歴詐称大卒→高卒と偽り、免職となっている者
も多い。それなのにそうはならないと市町村によって対応が違うというのも不公平。
④公務員になるために就職浪人をする者も多い。このようなルール違反をして、入
った者と、公務員の採用規定を守り難関の上級試験に通るため、1年2年と無職で
過ごし、多くの公務員試験対策の学校へ受講料を払ってまで、公務員試験を受けた
者との不公平が生じる。
仕事が出来ているというのは、この学歴詐称には関係のないこと。
お金よりも「安定」がほしいと思う人も多いなか、卑怯な方法で公務員となった者
を許すと、これからはもう「なぜ大阪市はOKなんだ。それなら通りやすい初級
試験を受けよう。」ともう歯止めがなくなるでしょう。
とくに、市職というのは「都道府県外どころか、市外への転勤もなく『おいしい』
『それでいて安定した』」職業なんですから、きちんとした線引きをすべきです。
「赤信号(学歴詐称までして短大大卒は不可の採用枠を受ける)
皆で(400人で)渡れば怖くない(免職にならない)」
大阪市もちゃんと対処しないと、のちのちは大阪市だけでなく、全国の市町村の職
員採用試験に禍根を残すことになります。
400人と数が多いからいきなり全員を辞めさすと業務に支障が出るので困惑して
いるのでしょうけど、このような事態を招いたのも結局は、採用時にきちんとチェ
ックしてこなかった大阪市が悪いのですから。
だいたい、大阪市民や高卒以下に限定されている試験を受けて落ちた者の意見も聞
かず、また他の市町村の学歴詐称者への対応を知っていながら、勝手に期日まで自
己申告したら「停職1ヶ月」なんて基準を決めた大阪市は、いったいどういうこと
なのでしょうか。
その理由は2つ、
「調べるにも時間がかかる(手間がかかる)ので面倒」
「学歴詐称でいっぱい市職になっている者がいることを、なんとなく知っていた。」
でしょう。
4月14日3時22分配信 読売新聞
大阪市職員約4万5000人のうち400人以上が、学歴が大卒や短大卒なのに
「高校卒」と偽り、受験資格が高卒以下に限定されている職種で採用されていたこ
とが、市の調査でわかった。
自治体職員の就職時の虚偽申告は昨年6月以降、神戸市(36人)や兵庫県尼崎市
(2人)で発覚し、両市は諭旨免職としたが、大阪市は、こうした職員が業務を支
障なくこなしているうえ、「これだけで安定した生活を奪うのは厳しすぎる」とし
て停職1か月の懲戒処分にとどめる方針。
神戸、尼崎両市で発覚後、大阪市にも「学歴を偽った職員がいる」などの通報が寄
せられたため、市は3月9日から全職員の調査を始めた。同月29日までに申告す
れば停職1か月だが、その後に判明したら懲戒免職にすると伝えたところ、申告す
る職員が多く、期限を今月20日まで延長した。
・・・
「やはり。。。」というところでしょうか。
大阪市は簡単に済まそうとしていますが、これは、大変大きな問題です。
誰しも「安定した生活」は送りたいもの。
大学と資格の学校の二足のワラジを履き、公務員試験を目指した者は、1度は
高卒採用枠の地方公務員初級でも、市職初級でも、国家Ⅲ種でもいいから「公務員
になって安定したいなぁ」と、考えた者も多いはずです。
「社会貢献したい」「地方自治に貢献したい」
などという面接時の言葉は、面接官も含めて、その真理は、
「安定したいから公務員を選んだんだ。」という本音は誰でも分かること。
面接をしている面接官だって、本当の動機は「安定した仕事をしたいから」
なんですから。
何がいけないのか。
①「みんなが一度は『やりたいなぁ』と思い、『それはルール違反だ』と踏みとど
まり『大卒程度の難しい試験をまともに受けた』そして落ちて公務員となれなかっ
た者」の気持ちを踏みにじっている。
②そのルール違反の400人のおかげで、本来採用されるべき『高卒』の400人
が採用されなかったわけである。その学歴詐称者のおかげで落とされた人たちの人
生はどうしてくれるのか。賠償責任問題である。
③地方でも市バスの運転手など、学歴詐称大卒→高卒と偽り、免職となっている者
も多い。それなのにそうはならないと市町村によって対応が違うというのも不公平。
④公務員になるために就職浪人をする者も多い。このようなルール違反をして、入
った者と、公務員の採用規定を守り難関の上級試験に通るため、1年2年と無職で
過ごし、多くの公務員試験対策の学校へ受講料を払ってまで、公務員試験を受けた
者との不公平が生じる。
仕事が出来ているというのは、この学歴詐称には関係のないこと。
お金よりも「安定」がほしいと思う人も多いなか、卑怯な方法で公務員となった者
を許すと、これからはもう「なぜ大阪市はOKなんだ。それなら通りやすい初級
試験を受けよう。」ともう歯止めがなくなるでしょう。
とくに、市職というのは「都道府県外どころか、市外への転勤もなく『おいしい』
『それでいて安定した』」職業なんですから、きちんとした線引きをすべきです。
「赤信号(学歴詐称までして短大大卒は不可の採用枠を受ける)
皆で(400人で)渡れば怖くない(免職にならない)」
大阪市もちゃんと対処しないと、のちのちは大阪市だけでなく、全国の市町村の職
員採用試験に禍根を残すことになります。
400人と数が多いからいきなり全員を辞めさすと業務に支障が出るので困惑して
いるのでしょうけど、このような事態を招いたのも結局は、採用時にきちんとチェ
ックしてこなかった大阪市が悪いのですから。
だいたい、大阪市民や高卒以下に限定されている試験を受けて落ちた者の意見も聞
かず、また他の市町村の学歴詐称者への対応を知っていながら、勝手に期日まで自
己申告したら「停職1ヶ月」なんて基準を決めた大阪市は、いったいどういうこと
なのでしょうか。
その理由は2つ、
「調べるにも時間がかかる(手間がかかる)ので面倒」
「学歴詐称でいっぱい市職になっている者がいることを、なんとなく知っていた。」
でしょう。
学歴詐称事件 市職員の一割弱や 首にしてしまえ―これでも職員が多すぎるからな 一般市民は怒ってる。のが、判らないのやろうな~
私も4月から只今求職中(無職)
ルール違反が違反ではないのなら、採用してほしいくらいです。
親も兄弟も公務員だから、「公務員」という安定感はよく知っています。
こんなことを言うのもなんですけど・・・
私の実家は、宅地481.18㎡(約145坪)で抵当権も何もついていません。
これが実際の「公務員」の安定です。倹約し無駄使いしなければ、安定した生活と貯蓄ができる、それが公務員です。
もちろん、親も兄も大学卒業後、3~4年は非常勤で仕事をしつつ公務員採用試験を受けて(兄は毎年)公務員になりましたけどね。
私には、無理。
採用されるか分からないのに、そこまで出来ません。
・・・
仕事上いろいろな人とお会いしてきましたが・・・消防士が私生活ではキャディラックに乗っていました。(お給料の使い道は個人の自由ですけどね)
郵便局員の長距離トラック運転手でも年配になると年収700万円はあったと思います。(平成9年か10年頃のこと)
しかし、無駄使いで2200万円も借金している県職員もいましたよ。それも、全てサラ金などのクレジットカードのキャッシングばかり。例えばどこかのスーパーのカード(20万円程度の借入枠)も全て枠いっぱいに借りていたのには驚きました。VIZA、JCBなど、年利20%超の高い高いキャッシングも枠いっぱいに使っていました。
騙される人もまた。。。
某市職員などは簡単に連帯保証人となり、500万円の借金を抱えて「お金貸して」と言ってきました。またこれがその子どもがブラックに入ってまして・・・
私は・・・
ビンボーしていますが、これまた人生と思って頑張ります。クレジットでの買い物で翌月払いはありますが、そのほかの借金は0円です。
4月20日14時0分配信 時事通信
大阪市は20日、大卒や短大卒であるにもかかわらず最終学歴を詐称し、受験資格が高卒などに限定された職種で受験して採用された職員が1141人いたと発表した。市はこれらの職員を停職1カ月の処分とする方針。
今回詐称が発覚したのは技能職員924人と行政職員や消防吏員217人。局別では、環境局が193人と最も多く、次いで建設局が155人、教育委員会事務局が148人だった。
・・・