瀬戸内寂聴さんと玄侑宗久さんの著書「あの世 この世」新潮社2003年11月
には、瀬戸内寂聴さんの不思議な体験が記されています。
瀬戸内寂聴さんは、姉が死んだときふと臨死体験の話を思い出したそうです。
姉の亡くなる前の日の晩はどうしても約束があって東京に出かけたのだそうです。
そうしましたら、その晩に、姉が亡くなったという知らせがきたそうです。。。
瀬戸内寂聴さんは、
「急いで駆けつけたら病院に運ばれていて、病室にはもうお医者さんもいなくて、
家族もいろいろ連絡などがあって誰もいなかったんです。」
「既に死人として姉はそこにいたんですよ。でも見ていたらかわいそうで、夕べ
帰らなかったことも慙愧の念に耐えられなくなって、『お姉さん、お姉さん』っ
て思わず呼びかけました。」
「『小さい時は、この近所の縁日に二人でよく来たよね、おそろいの浴衣着て来た
よね』なんて一生懸命話しかけたんですね。そうしたら死に顔が死んでいるように
思えないんです。触ったら冷たいんですけれども、死んでも聴覚が最後まで残るっ
て読んだことがあったので、『もし聞こえているなら口をパクパクとあけて』って
言ったんです。」
そうしたら・・・
「口がパクパクとなったんですよ。」
「もう、私は腰を抜かすぐらい、びっくりしましてね。」とおっしゃっています。
玄侑さん「え、それは、その・・・」
瀬戸内さん「ほんとうの経験。」
玄侑さん「亡くなった後の?」
そして、瀬戸内寂聴さんは、
「もちろん後ですよ。医者が宣告していなくなって、家族は死亡の報せや葬式の
準備でみんな外へ駆け出した後です。」
・・・
瀬戸内寂聴さんも不思議な体験をしているのですね。
この話には続きがあります。
瀬戸内寂聴さんは、そこへ彼女の息子、私の甥が用事を片付けて駆け込んできたの
で、
「大変よ。お母さんが、今、口パクパクしたから、あなたも話しかけてごらん」
と言ったそうです。
「彼も驚いて飛びつきまして、『お母さん、お母さん、聞こえるんなら、また口
パクパクとして』と言ったら、もう一回したんですよ!」
と玄侑宗久さんに語っています。
「本当にしたんです。」
「私一人なら幻想かもしれないけど、甥の場合もしたんです。」
「もう二人で腰を抜かしてしまって。」
「その後、姉の夫のときはもうしなかった。」
・・・
どうでしょう。
やはり、通常では理解できないことが起こるのですね。
私も事故から7日目の夜、彼女の顔を見ながら、色々行ったときのことやあれこれ
話したことを語りかけ、その後、
「僕が20時には帰っているからと思って急いで向かっていて、事故をしたんだ
よね」と問いかけましたら、
もう6日間もまったく動かなかったのに、顔を左右に動かしたのです。
それが、痙攣とか引きつってという感じではなく、また話掛けている途中や間がい
くらか空いてからとかではなく、
「・・・だよね」と問いかけそのときに、動かしたのでした。
私も、そのときは目が丸くなりました。
・・・
不思議なことはあるんですよね。
には、瀬戸内寂聴さんの不思議な体験が記されています。
瀬戸内寂聴さんは、姉が死んだときふと臨死体験の話を思い出したそうです。
姉の亡くなる前の日の晩はどうしても約束があって東京に出かけたのだそうです。
そうしましたら、その晩に、姉が亡くなったという知らせがきたそうです。。。
瀬戸内寂聴さんは、
「急いで駆けつけたら病院に運ばれていて、病室にはもうお医者さんもいなくて、
家族もいろいろ連絡などがあって誰もいなかったんです。」
「既に死人として姉はそこにいたんですよ。でも見ていたらかわいそうで、夕べ
帰らなかったことも慙愧の念に耐えられなくなって、『お姉さん、お姉さん』っ
て思わず呼びかけました。」
「『小さい時は、この近所の縁日に二人でよく来たよね、おそろいの浴衣着て来た
よね』なんて一生懸命話しかけたんですね。そうしたら死に顔が死んでいるように
思えないんです。触ったら冷たいんですけれども、死んでも聴覚が最後まで残るっ
て読んだことがあったので、『もし聞こえているなら口をパクパクとあけて』って
言ったんです。」
そうしたら・・・
「口がパクパクとなったんですよ。」
「もう、私は腰を抜かすぐらい、びっくりしましてね。」とおっしゃっています。
玄侑さん「え、それは、その・・・」
瀬戸内さん「ほんとうの経験。」
玄侑さん「亡くなった後の?」
そして、瀬戸内寂聴さんは、
「もちろん後ですよ。医者が宣告していなくなって、家族は死亡の報せや葬式の
準備でみんな外へ駆け出した後です。」
・・・
瀬戸内寂聴さんも不思議な体験をしているのですね。
この話には続きがあります。
瀬戸内寂聴さんは、そこへ彼女の息子、私の甥が用事を片付けて駆け込んできたの
で、
「大変よ。お母さんが、今、口パクパクしたから、あなたも話しかけてごらん」
と言ったそうです。
「彼も驚いて飛びつきまして、『お母さん、お母さん、聞こえるんなら、また口
パクパクとして』と言ったら、もう一回したんですよ!」
と玄侑宗久さんに語っています。
「本当にしたんです。」
「私一人なら幻想かもしれないけど、甥の場合もしたんです。」
「もう二人で腰を抜かしてしまって。」
「その後、姉の夫のときはもうしなかった。」
・・・
どうでしょう。
やはり、通常では理解できないことが起こるのですね。
私も事故から7日目の夜、彼女の顔を見ながら、色々行ったときのことやあれこれ
話したことを語りかけ、その後、
「僕が20時には帰っているからと思って急いで向かっていて、事故をしたんだ
よね」と問いかけましたら、
もう6日間もまったく動かなかったのに、顔を左右に動かしたのです。
それが、痙攣とか引きつってという感じではなく、また話掛けている途中や間がい
くらか空いてからとかではなく、
「・・・だよね」と問いかけそのときに、動かしたのでした。
私も、そのときは目が丸くなりました。
・・・
不思議なことはあるんですよね。
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