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教育界のトップ[元文部大臣]小杉隆 衆議院議員 -借りた約14億2千万円をどうするか-

2006年12月20日 07時41分32秒 | □私の気ままな話
小杉隆衆議院議員の妻が夫の選挙資金のためと、議員の後援会員260人に借金
をして回り、挙句の果てには14億2千万円の負債を抱えて自己破産を申し立て破
産管財人が選定されたという話題が上がっています。


今朝、TVで小杉隆衆議院議員から「私は知らなかったことだ。」と言われたと債
権者の方は、まさか借金を返さずに自己破産をするとはと、落胆とショックを受け
ていました。


小泉首相の郵政解散→衆議院選挙にお金が掛かるので貸してほしいという小杉議員
の妻が挨拶代わりに渡した、「衆議院議員 小杉隆 内」と書いた名刺を、取材を
受けた債権者は持っていました。


14日の夜に行われた後援者の集いは、債権者説明会の様相となったそうですが、
会場では「がんばれ」という声も飛んでいたそうです。

・・・

しかし、毎日新聞では・・・
妻の代理人の弁護士によると、妻は93年ごろ、小杉氏の当時の秘書の紹介でエス
テティックサロンの経営会社に約1億円を投資したが、数カ月後に倒産。その後も
養殖魚のえさや風力発電の事業に投資したが、失敗。02年ごろにヤミ金融業者に
約2000万円を借り入れるなどして、返済が行き詰まっていた。その後、小杉氏
の後援者にも借金をしていたと出ていました。

・・・

小杉隆衆議院議員は、見るからには「真面目な政治家」に見えますが、妻の借金を
「知らなかった」とは、よほどのボンボン育ちか知能犯でしょう。

また妻も、父親は会社役員で幼い頃より何不自由なく育ったそうです。

・・・
私は、立命館大学大学院まで行ってようやく知った「本当の『世の中の仕組み』」
ではありますが、

①親に豊富な財産や財力がある
②いわゆる「育ちの悪い子供」から、自分の子供を隔離して育てる
(俗にいう「いいとこのお子さん」とだけお付き合いをさせる環境に子供を置く。
 そういう子どもだけが集まった「世界=学校」に行かせる)


の2点があれば、「学業」に関して言えば、人はそこそこのレベルにまで育ちます。

そして、あとは裕福な家庭同士だけの優雅な交流の中から、社交性を磨かせ、笑顔
で明るく、そして優しい子供に育てることができます。

「頭が良く、明るく優しい子ども」は創ることができるのです。

しかし・・・
そのように育った子どもは、知識も人脈も豊富ですが、いい歳になり世間でも羨む
「幸せな結婚」をして、「本当の意味での『一人立ち』『社会人』」への仲間入り
をしたとき、何かイレギュラーなことが続くと、このように凋落していくことが多
いのです。


小杉ご夫妻は、何が悪いのか、何でこうなってしまったのか、分からないのではな
いでしょうか。

ボンボンとお嬢様もいつかは、親の脛をかじることが出来なくなり、親の財産を
管理したり、生かしたりする立場となります。
(それでも、お助け船の「親からの財産」があるだけ、まだマシですけどね)


まだ、自らが幼き頃のように親御さんも健在なら、このような恥を世間にさらさず
に済んだのかもしれませんが、どうもこのような報道にまで至るということは、
親の助けは借りれない、もう親の助けは無くなった状況だったのでしょう。

・・・

小杉議員ご本人の言われるように、政治一筋で生きてきたのかもしれません。
そうであって欲しいです。国民の代表として、当然のことですから。
見る限りでは(人は見かけによりませんが)、
聖人君子のような人物にみえます。

しかし、こんな「世間知らず」のご夫婦に「日本の教育」が任されていたと思う
と、何とも情けないことであり、日本の教育もこりゃ落ちるはずだよ、と思うのは
私だけでしょうか。

大体、年収300万円、借家住まい、預貯金もほとんど無いような家庭の懐事
情なんて、世間で出回っている書籍や雑誌で知っただけで、さも分かったような
感覚でいるだけでしょうけど。

・・・

頭を下げて、債権者の皆さんに利息などは待っていただいたとしても、
借金約14億2千万円は「全て」「必ず」「全額」返済すべきです。
それが教育者のトップとして果たすべき当然の責務でしょう。
(TVで、債権者の方が、小杉夫人はお金を貸してほしい、待ってほしいと、その
 時は頭を下げてもそのあとはケロッとしていたと言っていました。)


「借りたモノは、返す」

なんせ、後援者の皆さんのお金がほとんどなんですから。
後援者の皆さんを被害者にするというのでしょうか。

「借りたモノは、返す」当たり前の教育です。
それを破るようでは、小杉議員自らいう「政治家一筋」というご自身の言葉に、
自ら唾を吐きかけているようなものです。
特に「政治家一筋」というよりも「教育一筋」だったのですから。
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