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みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり
映画のこと、本のこと、おもったこと。
7月の落語
2010-07-21 23:56:56
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きく
立川志の輔
こぶとり爺さん
新釈 猫忠
しかばねの行方
千両みかん
もう半分
『千両みかん』の枕は
こちら
の内容をベースにしつつ、今時珍しく旬を持つさくらんぼへと巧みに焦点をあてていく流れが、本当に絶品でした。
7月のDVD
2010-07-21 23:37:17
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みる
太陽の雫
幸せはシャンソニア劇場から
恋するベーカリー
Dr.パルナサスの鏡(BR)
奇跡の海
イースタン・プロミス
歓喜の歌
6月のDVD
2010-07-08 22:04:44
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みる
奇跡の海
ミッドナイト クロス
やわらかい手
この森で、天使はバスを降りた
カールじいさんの空飛ぶ家【B-r】
蛇イチゴ
スラムドッグ$ミリオネア【B-r】
伊藤若冲 アナザーワールド@千葉市美術館
2010-06-27 23:33:22
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散歩する
こんなエントランスホールを持つ千葉市美術館。若冲展6月27日まで開催に間に合い、「旅みたい」と悦に入る日曜の朝の電車の中でぼぉっとする。千葉駅に着くまで、ただ、ただ、ぼぉっとする。
水茄子
2010-06-13 21:56:18
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たべる
近くの野菜屋さんで〈水茄子〉が手に入りました。
フレッシュ水茄子!漬物よりもやはり少し割安です。
浅漬けしか食べたことがなかったのですが、
この独特の食感、たまりません、大好物。
浅漬けもさることながら生食がお薦めとのことなので、
柵切りにして生のまま齧り、う~ん、この感じ、どんなソースが、ディップが、
何にでも合いそうなんだよね、脳が無限に広がる感じ。
といっても
わたしは、さっと、ほんのさっとね、塩もみしていただきました。
それから、新人参を柵切りにして、ガスレンジの魚焼のグリルで焼くだけ。
えらい傘のきれいな椎茸だったから、それも一緒に焼くだけ。
新人参のグリルなんて、今まで知っていた人参とは別人だもん、甘くて。
料理下手を救う逸材達のおかげで美味しい一日でした。
佐藤忠良・雨宮透・鈴木実
2010-06-08 22:22:12
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みる
この週末、山形から宮城へと駆け足で巡って出会ったのは彫刻だった。
小雨降る土曜日朝、開館を待って雨宿りほどの軽い気持で立ち寄った山形美術館では印象派の企画展と書道展が開催されていたけれど、さして興味を惹かれなかった。ところが、館内の文字通り片隅にひっそりとある「彫刻の部屋」、展示室としては初めてみるほど小さな小さな部屋に10点に満たないかもしれない彫刻作品が展示してある。地味で小さな展示室のことちょっとのぞいて通り過ぎる程の気持で期待をしていなかったところに、意外にもとても強い存在感のある彫刻が3点。雨宮透、おそらくどこかで作品をみたことがある。その時に、はっと胸を衝かれた記憶が甦ってくる。【帽子】佐藤忠良作は”彫刻作品”のイメージが覆される。そして鈴木実の【顔を替える人】、こういう彫刻は今までみたことがない。寝台に仰向けに横たわる人、その枕元に立つ人の二体でひとつの作品。タイトルを見るまでは、変わった作品ね、歯医者さんの場面なのかしら、と呑気なことを思っていたが、作品の傍に近づいて驚く。タイトルにではなく、作品に近づくと言うに言われぬ恐怖感を覚えることに。怖いのだ。怖くて作品の人物の表情を正視できなくなるのだ。何かしら狂気なり恐怖なりを感じさせる作品はたくさんあるというか、そもそもそういうものだけど、それにしても、これほどリアルに恐ろしくなるというのは、まずない。これは一体どういうことなのだ、という解明しようのない思いが残る。
翌日、日曜日。強い陽射しの中、メディアテークへ向かう途中に宮城県立美術館へ寄り道をしてみる。糸が結ばれたように感じたのは、ここに佐藤忠良記念館があったから。前日にみた【帽子】の夏バージョンが展示されていた。再び、この帽子の少女に会えたのは嬉しかったけれど、かすかな失望もまた味わう。【帽子】は山形美術館に展示されていたあのワンピースを着ている少女の方がはるかに良い。おそらく、帽子で何かを露わにしない魅力が、上半身が露出していることによって、バランスが崩れてしまうのだ。もちろん崩れると感じるのもしかり、逆に魅力が増す、と感じるのも然りなんだけど。【ボタン】は彫刻自体がとても良く、さらに、タイトルセンスに感服する。「もどかしさ」なんてタイトルじゃ、やはり台無しだものね。【あぐら】も面白い彫刻だった。
井上雄彦 最後のマンガ展 仙台版
2010-06-06 21:52:30
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みる
JRウィークエンドパスを使い、【井上雄彦 最後のマンガ展 最終重版】を観るために、山形を経由し仙台へ行ってきた。時間と旅費を捻出するのに苦心をしたけれど、そんなことはこのマンガ展をみないでしまう損失の大きさのもとでは取るに足らないことだと、みてしまったら尚更思う。たとえば(いろいろとオファーが来ているということを読んだことがあるので)パリであろうとニューヨークであろうと事情が許せば、このマンガ展をみる為だけにでも、行く価値は十二分にある、そういう展覧会だった。そういう作品を作る人が、ちゃんとこの世にいるんだ、奇跡のようなことだけど。
会場のメディアテークへは仙台周遊ばす〈るーぷる〉を使いました。会場真ん前に停まってくれるし、仙台美味しいとこ取り的なちょこっと観光に便利です。エラい混んでる時は1台見送る覚悟も必要ですが・・・。マンガ展は2010年6月13日まで。出来ることなら、もう一度、みに行きたい。
5月はユーリ・テミルカーノフさんの月だった。
2010-05-30 22:53:49
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きく
5月11日遅れちゃ台無し1曲勝負にあせあせ出掛けた読響定期公演はショスタコーヴィッチ。
きいて(もみてもよんで)も、なにがどうでこうであぁだから・・どうだ!と語れないわたしは音楽に関して(も)幼児脳で反応せざる得ないんだけど、
でも、幼児はほら論理立てないけど、なんだかとてつもなく好き、
とか、あっさりさっぱり振り向かないとかあるから、それはそれなりに惹きつけられたり、なかったりの何かがあるんだべなぁ。
ほらほらあれあれそのなんかなんかなんてことばかり言うようになるのは、
幼児というよりも老人の方が近いんだけど、わたしは。
でもね、すごかったわけよ、そのショスタコーヴィッチ。
指揮ユーリ・テミルカーノフ。
なんだ?!なんだ?!何がこんなにわたしを満たすのか?
気になる。
気になり続けたので、
5月23日(日)名曲シリーズ、プロコフィエフ&エルガーにも
小雨降る中、当日券待ちに並びました。
そして、パイプオルガンのすぐ後ろの席を獲得して、
ユーリ・テミルカーノフ氏に対面しながら、
本当は指揮棒持たないあの指先から音が出ていても不思議じゃない、魔法使いめ、
と思わせられながら、聴くことが叶った。
というような5月の衝撃だった。
井上雄彦 エントランス・スペース・プロジェクト*現代美術館
2010-03-22 21:43:42
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みる
なんとか間に合いました。東京都現代美術館エントランスにいる武蔵に会いたかった。
常設展示室へと続くエントランスホールの中央には、この世に生まれおちなんの力も持たない幼子の、この世界に対する「不安」から始まる一枚、悲しいまでに「力」を「強さ」を追い求めながら成長する人間の更なる一枚、また一枚と作品が続き、10枚ほどに凝縮されたひとりの男の辿る道を歩いてゆくと、やがて一番奥の壁面 高さ7.2m、幅6mに描かれた大きな大きな武蔵へと至ります。その大きさゆえあらかじめこの大きな武蔵が視界に入って来ていたとしても、つきあたりに至って対面する武蔵にはやはり瞬間息をのんでしまいます。不思議と仏像に対面したときのような感覚がわたしの中によみがえっていました。仰ぎ見る大きさの大仏を連想させる見る位置だけではなく、おそらく「強い力を持った」はずなのに、はずなのに、精神的な荒野をどうすることもできない、いっそ切られて殺されてしまえば終わりにできるのに、歩き続けなければならない虚無感の果てしなさに、具体的な手立ても答えもない。「無い」所に一筋の光明をもたらす存在としての仏像。それがこの武蔵に何故か重なったのでしょう。
他、【MOTアニュアル2010:装飾】はもしも・・・わたしが~であったならと妄想広がる楽しい展示でした。
そう、もしも・・もしも・・わたしが楽器弾きであったなら、塩保朋子さんの
驚くべき繊細で緻密な切り絵がダイナミックな世界をつくる作品で舞台を構成してコンサートをしてみたい、とか、その会場のロビーの床は、山本基さんの塩のインスタレーションで壁には小川敦生のエングレービングが施された石鹸を飾りたい・・・とかね。
もしも・・・が広がる展覧会は、思考が普段とは切り替わるから美術館に足を運んだかいがあったなぁと思えます。
また、【サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年】
この展示の意義を理解するのにはわたしは知識無さ過ぎですが、そんな人のためにも、体験型の展示が多く体感しながら理解ができるこの企画は楽しいですね。映画『アバター』で衝撃を受けた3Dもここではよりクリアに体験できたし、筑波大のフローティングアイはとても興味深く、屋内だけではなく、ぜひ屋外でも体験してみたいです。ヤマハTENORI-ONも触れて、どう扱ったらいいのかやみくもでしたが、この楽器面白いですよね。
念願叶って・・・志の輔さん。
2010-03-16 23:22:24
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きく
立川志の輔さんの落語、なかなかチケット取れないからあきらめそうになっていたけど、
ここ江戸川文化総合センターは穴場だったのかも、良い席でした。
志の輔さん、すごかった・・・。
人を笑わせるのも泣かせるのもそこそこ笑わせ泣かせなら、そこそこでできるのかもしれないけれど、話の世界に没入させて人の理性のタガをとっぱらって、原初的な笑いや涙を引き出してしまうというのは、もう常人の技ではないよね。
身ひとつであの座布団の上に座るって、つくづくごまかしきかないんだなぁって思いました。
これはもう独演会、どうにかなんとか行ってみたい!
2010.3.15 江戸川落語会 第100回記念特別公演
春風亭小朝
立川志の輔
春風亭昇太
林家たい平
小猫改め 四代目江戸家猫八
【演目】
転失気 ぽっぽ
粗忽長屋 たい平 ※「花火」付
夢八 小朝
花筏 昇太
(ものまね) 猫八
新八五郎出世 志の輔
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