みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

八月の落語

2010-08-25 21:57:00 | きく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・上野広小路亭

◇泉水亭錦魚
 お菊の皿

◇立川キウイ
 たがや

◇土橋亭里う馬
 蛇含草

◇立川談幸
 持参金

-- 仲入り --

立川平林
音信不通のため欠席

◇立川談笑
 金明竹(津軽弁バージョン)

◇立川雲水
 次のご用日


・・・・・・・・・・・・・・・・・・浅草演芸ホール

◇柳家権太楼
 代書屋

◇柳家さん喬
 そば清

◇林家鉄平
 花筏
 
◇林家三平
 蝦蟇の油

◇古今亭志ん橋

◇入船亭扇遊

◇柳家喬太郎
 路地裏伝説


・・・・・・・・・・・・・・・・・・八月のらくごくらく

ツィッターで立川談笑さんを知った。
膨大な数のフォローをきちんと返し、
落語ファンの質問にきちんと応える姿勢に
エネルギッシュな人だと思った。
TL上に並ぶ発言は熱かった。
そして時々、やぶれかぶれ、だった。
でも、この人は、
「気ぃ抜いたって、手ぇ抜いたって、そうそうわかんないからいいって」
というようなところを、抜かないんだろうな、きっと、と何となく思った。
だから、
立川談笑を聴くために広小路亭に出掛けた。

こうしてツィッターと談笑さんは、
広小路亭が何のための建物なのか、
いま一つわかってなかったような人を
一人、落語ファンとして獲得した。

浅草は
初・三平さん。
『蝦蟇の油』の口上
そりゃぁもぅうすごかった!!

わたしは、正蔵さんも三平さんも好きなんだけどなぁ・・・。









寄席の夜席が5時台開演な件について

2010-08-24 23:02:41 | ぼぉっとしたり
ええ、その件についてはとてもつらい思いをしてるんだ。平日の5時開場5時20分とか30分とか40分とか開演だと無理なのよ、開演から会場に居るのは。するってぇと、中入り後からだよね、まともに聴けるのは。確かに、中入り後にはお客さん増えてるもの。でも、同じ料金で中入り後からしか聴けないのは腑に落ちないと思うわたしはケチな了見しかもっていない。仕事中の午後4時頃までは、今日は行くぞ!落語行くぞ!と週に3日位は思ってる。かなり強く思ってる。でも、5時回る頃になると、仕事終わって、ほっと一息もつかず、お腹空いてるけどご飯も食べず、1分1秒を争うように一目散に寄席に駆けつける、でも、途中からしか聴けないんだ、という行為にかなり疲れを感じるくらいに疲れてきて、仕事が終わるころにはあきらめてる。何回もあきらめた。7時いやそんな贅沢な、せめて、6時台開演だったら、まだ希望が持てるんだけど。なんせ、文字通り昨日今日落語が好きになった私にはわからない諸事情や常識があってのこの時間設定なのだと思うんだけどね。落語聴けないとつらいんだよね。

でも、一番行きたかったのは黒茶屋だった

2010-08-23 23:20:46 | たべる
~武蔵五日市編2~


廣徳寺からさらに歩いて

娘の足はもつれにもつれて声も絶え絶え、のように見えたけど、

並んで歩くっておしゃべりにぴったり。

ようしゃべる、しゃべる。


途中、どんでん返しの雨に降られ始めたところで、

黒茶屋さんへアプローチ。





こんなんに始まり、

特に勾玉豆腐はバニラアイス久リームの味がするような美味しさ。でも甘ったるくはない。




これやあれや食べて




お腹いっぱいになって




お庭を少しお散歩。

さて、次は、瀬音の湯に浸かるためバス停へむかう。

ただただ廣徳寺に行きたかった・・灼熱の武蔵五日市

2010-08-18 23:06:10 | 散歩する



廣徳寺まで歩いた。
廣徳寺いろいろあれど、わたしが娘と二人珍道歩いたのは、東京あきる野市のお寺。
後悔は武蔵五日市の駅を降りて歩き始めて間もなくやって来た。
簡易地図ではすぐそこにある廣徳寺なのに、さっぱり目的地に近づいてる感がない。バスはない。タクシーも通らない。道を聞きたくても人も通らない。やっと見つけた交番でインターフォンを押して、道を尋ねると、出てきてくれたのはおまわりさんではなくおまわりさんの奥様。きっと私たちのような迷える?羊がたくさんいるのでしょう、とても親切に教えてくださる。そして、この灼熱の道中がまだまだ序の口であることを気の毒がってもくださる。さすがに「パトカーで送っていただけませんか」とは頼めなかったので、灼熱の道中を再び歩き始める。バスもタクシーも人も通らないが、地元と思しき自家用車は結構通る。映画の中のことだとばかり思っていたヒッチハイクなるものが、急にいやに現実味を帯びてくる。帯びてくるだけで、度胸はない。歩くしかない。途中、秋川の川石に腰かけ水に足だけ浸し休憩をとる。やっと道しるべが出てくる。とても元気づけられる。目的地までの距離感と方向がつかめない道程ってほんと疲れる。なんだかいいだろ、どうでもいいだろう、いろんなことは、もういいだろう、なんて気持ちになる頃に、ひょいと道端に地蔵が現れる。
この地蔵が廣徳寺参道の入り口。少しして、山門が眼前に現れた時には「来て良かった」
とそれだけの気持になる。過剰な装飾な一切施されず年月を経て凛とした清潔感がこの山門前から漂っていることにしばし呆然と立つ。総門のこの美しいフォルム。

  緑に抱かれひとりすっくと立つ地蔵。

  本堂からみる総門。




今年も花火をみた、かろうじて。

2010-08-18 22:57:38 | みる



待ち合わせをした江戸川花火大会の会場は始終、携帯電話が通じなかった。通じないのは、大会終了前後だけだと高をくくっていたのがいけなかった。
ビールと唐揚げと胡瓜の漬物とおにぎりが用意されていたシートにはとうとう辿りつけなかった。
トイレ待ちに並ぶこと40分以上、今年の花火の大半は、この順番待ちの列に立ちながら見たのだった。

さらばマンゴー(涙)

2010-07-25 19:03:30 | たべる


先行誕生日プレゼントにマンゴーをいただきました。
見たこともないような大きいのを3つも。
ひとつひとつわくわくわくわく食べました。
でも、どんなわくわくにもやっぱり別れの時は来るんです。

とうとう最後の1個。

冷やし冷汁

2010-07-25 18:25:58 | たべる
今日この頃のこの暑さでも、「あー食欲ない」なんてつぶやきには羨望すら覚えながら過ごしておりますが、「こういう時は冷汁よ!いっくらでも食べられちゃうから!」とレシピアドバイスをいただきました。夏バテ対策どころかこんな鍋ごとどどんと、食欲過多に拍車がかかちゃっいます。


冷たい味噌汁が「冷汁」やろ、といつもながら短絡思考しておりましたが、
ところがどっこい、冷や汁というのは奥深い作り方をするのですね。

でも、いつもながら難しいことはできないので、やっぱり味噌汁作って冷やしちゃいました。
きゅうりは画像右下の柴漬けに全部使っちゃったから、代わりに茄子を。茗荷と青紫蘇をたっぷり刻んでだしは
なんでも
お助けマンのこれ↓


左横のタッパ入りの粒々は新生姜の醤油漬け。
お土産に頂いたらあまりに美味しかったので、
自分でも作ってみました。
自己流でもなかなかいけます!
冷奴には欠かせない奴になる、くせになるんだな。




私の台所から

2010-07-25 18:16:04 | たべる


ガス使うと、すぐこれですもん。

茶懐石料理店 木挽町 大野

2010-07-25 18:00:52 | たべる



一日一組、食材の命に従う丁寧さで作られたお料理をいただきました。
後にも先にもこれほどの香り、食感、味、を味わったことがありません。

海へ来なさい・・・井上陽水

2010-07-22 00:42:34 | きく
songsという番組で、久保田利伸さんが言っていました。

「あんな言葉紡ぎだせない、僕がずうっと自分でいろんなこと考えていたりとか海について考えたり人生について考えたりしたことで時々たどりつけそうでたどりつけない答えがいっぱいあそこに書いてあって・・・」

「自分でここまで至れなくても・・この曲、俺、歌いたい」

井上陽水『海へ来なさい』から受けた衝撃と称賛を語り、TVでは久保田利伸版海へ来なさいを聴かせてくれました。

何回も今まで聴いたことあったけど、そっか、そういう曲だったのか、と改めて、
陽水『海へ来なさい』をわたしも聴きなおしてしまいました。

そういえば、以前、オダギリジョーさまも『氷の世界』から受けた衝撃をTVで語っていました。

こんなにどんなにどなたに褒められても、創造の刻苦を微塵も感じさせず「ほっほっほ」とさらりと笑い流しながら井上陽水は作っちゃってるんかなうたっちゃってるんかなと想像させられてしまうところが、人をしばし 心から 幸福に しちゃう。