瑣末なことかもしれないけど、ここは新橋演舞場、ましてホールには提灯。それと配信映像とはいえオペラは取り合わせが妙な気がする。安全対策上なのか、2階席の照明は上映中消えることなく点いている。明るい。明るすぎる。東劇の予告で「うわぁー!」となった映像の迫力がこの演舞場のスクリーンでは感じられない。残念だな。上映空間に違和感があっては、落ち着かない。映像が始まっちゃえばその世界に入り込めば良いのだから、どのような空間で上映されようともたいしたことじゃないのかもしれないけど、どうでもいいことなのかもしれないけど、違和感があるとどうでもいいことにばかり気をとられてしまい、だんだんどうでもいいことにしか集中できなくなり、なんだかどうでもいいことが最大の関心事のようにどうでもよくないことになるのが、いや。売店で買うた大福は確かに美味しかったけれど。
『始皇帝』は視覚的には上映空間の違和感を払拭してくれるほどにとても楽しめました。オペラを知らないことが、功を奏した感じです。オペラの醍醐味がどこにあるのか、自分なりにつかめていたら、また違う見方が出来る気がします。
それにしても、チケット代、高く設定しすぎ。(と思う。)今回だって、現時点で6作配信が決定されているのだから、観たいけど高いから、と敬遠しなくて済むようにもう少し気軽に行ける値段にしてほしい。
『始皇帝』は視覚的には上映空間の違和感を払拭してくれるほどにとても楽しめました。オペラを知らないことが、功を奏した感じです。オペラの醍醐味がどこにあるのか、自分なりにつかめていたら、また違う見方が出来る気がします。
それにしても、チケット代、高く設定しすぎ。(と思う。)今回だって、現時点で6作配信が決定されているのだから、観たいけど高いから、と敬遠しなくて済むようにもう少し気軽に行ける値段にしてほしい。