【第148回】販売側のスタンス。

　世間では、昨日よりＧＷ休暇に入っております＾＾天候にも恵まれ素晴らしい連休と
なると思います。是非良い思い出をつくって下さい。

　私ども住宅業界において、この連休は1年間の中で一番多くの来場が見込めるとても
大切な1週間、つまりゴールデンウィークとなる訳ですね＾＾

　ですから、大手住宅会社・地域ビルダー・ローコストメーカーなど住宅公園に出展
している会社はモデル入口に華やかな設えを行ったり、イベントを行ったり少しでも
お客様に入ってもらうような準備をするわけですが.....

　今年は訳が違います。それはお客様の死活問題となる消費税増税が目前に迫っているから。
いつもはイベント目当てのお客様もきちんと展示場に入り、建物をチェックしていきます。

　こちらも真剣ですが、お客様はもっと真剣です。で、ここで感じるのはお客様は展示場と
同時に人の見極め、つまり、営業マンの見極めに来ております。住宅は自分達の好みだけれども
この人に頼みたくないなどと思われては、本末転倒です。

　販売サイドは、家を売ろうと一生懸命お客様にご理解頂けるよう話をする。お客様はそれに
引っかからないようにバリアを張る。このようなやり取りで物事が進展するわけがありません。

　ただ、我々、販売側に立つとお客様の心理状態を考えなくなる癖があります。皆様洋服屋さんに行かれた際の事を
思い出してもらいたいのですが、ピッタリと店員さんに張り付かれて、「いや～お似合いですよ～」
なんて言われた日には、帰りたくなりませんか？販売側に立つと売りが先に走り、これを自然とやってしまうのです。

　ですから、私どももりぞうでは、このようなスタンスと一線を画しました。どのようなものか...？続きは次回＾＾