初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第3693回】ヒートショックへの備え

我々世代にとって中山美穂さんは

間違いなくトップアイドルでした。

そんな、中山美穂さんがご自宅の浴室

で亡くなられていたという悲しいお知らせ

がありました。

心りご冥福をお祈り申し上げます。


ここ最近、夕方から夜21時頃の時間、

耳をすませば、救急車のサイレンが

1日に何度も鳴っております。


なぜ、この時期に浴室内事故が

東京で多発するのか?


それは体がまだ寒さに慣れていない

ことに加え、リビングと脱衣室・浴室内

の温度差が大きいのです。


これは、浴室(ユニットバス)と脱衣室の

取り合い部分の断熱と気密に関して、

正しい知識があり、正しい施工ができる

住宅会社や設備屋さんが少ないことで

どうしても冬場の脱衣室や浴室内が

寒くなってしまう、

というケースが多いと思います。


基礎断熱工法を採用している場合であれば、

この問題は起こりづらいのですが、

床断熱工法を採用している住宅の場合、

どうしても浴室周辺には給水管・給湯管

排水管が走るのですが、

これらが断熱・気密ラインを貫通する


設備職人さんがしっかりとやらないと、

冬の冷気の影響を浴室内や脱衣室内が

受けてしまうのです。


だから本当に住宅会社側の断熱・

気密に対する知識の深さ、

それから設備職人さんの施工力と知識の深さ、

更には住宅会社側のチェック体制が

重要となってきます。


弊社が昔から基礎断熱を推奨しているのは、

浴室内の寒さを防げることも理由の一つです。


まだまだ日本の住宅のレベルは低く、

断熱や気密の知識が不十分の

住宅会社も多いのです。


お客様が毎日楽しく、快適に過ごしていくには、

「デザイン」も「素材感による香り」も、

そして「性能面を担保する施工知識」

も大切なのです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「住宅」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事