昨日は立川にて建築された
お客様を完成宅案内を致しました。
お引渡し当時と比べると、断熱性能
や施工精度が上がっているので
お知り合いに紹介する際の参考に
していただけるとのこと、、
さて、この仕事をさせていただいていると、
業界のいろんな問題が悲しいことに
耳に入ってきます。
正直、大半の方が知っている住宅会社や、
都内トップクラスの住宅会社も、
やってはいけない施工ミスを多々、
しています。
例えば、熱が天井から逃げていかないよう、
住宅は屋根面、もしくは天井面で断熱処理を
する必要があります。
天井断熱の場合、
セルロースファイバーなどの断熱材を吹きこむパターンと
グラスウールをただ、天井面に敷く場合があるのですが、
このグラスウールを敷くだけの場合、
天井から排気する換気システムと相性が
悪すぎる問題があります。
(ちょっと専門的すぎますよね・・・)
天井から給気、もしくは排気する換気システムは、
天井裏にダクトが走るのですが、
そのダクトとグラスウールの取り合いの
部分で隙間なく施工する、
ということが、ほぼ物理的に不可能なんです。
実際、断熱材に大きな隙間が生まれるのです。
でもUA値計算では、そんな施工不良は一切計算にいれず、
完璧な精度で施工されたものとして、計算されます。
どんな性能が良い断熱材を使っていても、
隙間ができたら断熱の意味なんてないんですけどね。
皆さんがよく知っている住宅会社の施工現場で
当たり前のように起こっている施工不良です。
また、私は基礎断熱推奨派でして、
基礎断熱をすることで、
冬の床冷えを防ぐことができ、
床暖房など使わなくとも
あたたかい家にすることが可能となる、
という点で、基礎断熱を推奨しています。
ただ、基礎断熱をする際に注意点が2点あるのですが、
そのことを理解せずに基礎断熱をやってしまうと
後々大問題となることを知らずに、
誤った基礎断熱をやっている会社も結構存在するのです。
続きは次回。