が結露して凍っている家もいまだにあります。窓の断熱性を高めていくと、こうした結露
が起きにくくなります。【第133回参照】
例えば、室内が温度20℃、湿度50%の時に、厚さ5ミリの単板ガラスでは、外気が4℃になると
結露がはじまります。
これが複層ガラスになりと、マイナス7℃までは結露しません。LOW-E型の複層ガラスにすれば
、マイナス10℃以下になっても結露は起こりません。
また、窓の性能を上げると、室内の温度の下がり方も変わります。寝る前に暖房を消した時の温度
の下がり方を比べると、厚さ5ミリの単板ガラスに比べて、LOW-E形の複層ガラスでは、6割以下の温度
低下で済むのです。
因みに、LOW-E複層ガラスには、金属コーティングを室外側ガラスのうち面にする遮熱タイプ(日射熱を遮る)
と、室内側ガラスの外面にする断熱タイプ(内部から逃げる熱を減らす)があります。
寒い地域では断熱タイプを、暖かい地域では遮熱タイプを中心にします。
ガラスにも色々ありますよね^^
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