見解でした^^大変勉強になります。 この辺りを鑑み、もりぞうとしての
スタンスを日経ビジネスにて”発信”致します。4/26日・5/3日と2回に渡り出しますので
ご覧になる機会のある方は是非、手に取ってみてください。
さて、今回は、断熱材の隙間についてです。
断熱材を施工する上で一番重要なのは、隙間なく施工することです。
隙間があるとそこから熱が逃げてしまい、思ったような効果が得られません。
また、水蒸気も自由に移動してしまい、壁の中で結露がおこる原因になります。
因みにこんな感じです。。
加えて、複雑な構造からなる木造住宅では、断熱施工上見落としがちな盲点があるので、注意が
必要です。
せっかくの断熱材がいつまでも性能を維持しているかどうかのチェックも必要です。
繊維系の断熱材は水を吸って性能が落ちる可能性があります。
ふかふかの布団は気持ちのいいものですが、湿った布団はちっとも暖かくありません。
これは人体からの汗や水蒸気を布団が吸収し、断熱税が低下するからです。
住宅の断熱材は濡れてしまっても干したり、着替えたりすることは出来ません。
断熱材には水分や水蒸気を入れないこと、また水分を吸いにくい断熱材が理想です。
【第33回・34回・133回参照】
外張り断熱材に良く使われる、プラスティック系断熱材にも、性能が落ちる要素があります。
高性能断熱材は空気よりも断熱性能の高いガスを使って性能を高めています。この中には
時間がたつと発泡ガスが空気と入れ替わり、性能低下を起こすものがあるので注意が必要です。
【第38回参照】
断熱選び、なかなか深いでしょう? 続きは次回^^
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