初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第420回】金利1パーセント上昇の恐怖

前々回の続きです^^

ではいきます。

現在はまだ低金利時代が続きますが、

平成18年7月に日銀がゼロ金利政策を解除して以来、

金利はいつ上昇してもおかしくありませんので、

金利が上昇した場合のシミュレーションをしておく

ことはとても大切なことになります。

一般的には、1%金利が上昇した場合には、

総返済額は1.1倍~1.15倍程度増えると言われています。

ただし、1%金利が上昇した場合の返済額の差額は、

金利が高いほど差が大きくなります。

つまり、同じ1%の金利上昇でも、1%から2%に上昇

したときよりも、3%から4%に上昇したときの方が

返済額の差額が大きくなるということです。

具体的には、金利1%の上昇で返済額の差は

どのくらいになるのでしょうか?

3,000万円のローンを30年間

ボーナス返済なしで借りた場合の概算は^^;


1%から2%に金利が上昇したときには、

毎月の返済額は14,394円の増加に対して

、4%から5%に金利が上昇したときには、

毎月の返済額は17,821円も増加します。

毎月の返済額については対処できる範囲であっても、

長期で考えた場合、総返済額ではかなりの差がでてきますので、

こうしたリスクも踏まえた上で、それに見合った金利

タイプを選択することが重要になってきます。
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