昨日の続きです、
一言で言えば、ゴーン氏の時代から
ヒット車を生むことが出来ていなかった、
と言えるかもしれません。
更にハイブリッドではトヨタに
歯が立たないので、電動化に舵を切った
のですが、それが現時点では裏目に
出てしまっている、ということかも
しれません。
この動画で最も印象に残っているのは、
「自動車メーカーの今の業績は、
この動画で最も印象に残っているのは、
「自動車メーカーの今の業績は、
10~20年前に打った戦略が反映している。
ということは、今、日産が何か
手を打ったとしても、
その回収が10~20年後になる訳で、
そこまで会社が持つか?」
ということでした。
この内容は、販売の最前線にいる者は絶対に
おさえておかなくてはならないポイントで、
業種によりますが、今、手を打ったことが
キャッシュに変わるのは数年後~数十年後、
ということです。
車などの場合、各国の政策を予想し、
各国の基準をクリアする製品を企画する。
そして試作品をつくり、
そこで基準をクリアするまで実験を繰り返し、
基準をクリアする。
もちろん、製造ラインをつくったり、
その新たな企画で部品のサプライチェーン
を構築したりと新技術が搭載された
新商品を開発してから販売するまでに、
10年以上の年月が必要かと思います。
だから、今が苦しいというよりも、
これから手を打ったとして、
それがヒットしたとしても回収するのに
かなりの年月がかかることが
苦しいのでしょう。
今、順調だからといって、
今、順調だからといって、
手を打たなくなると、
そのツケは、数年後に己に返ってくるのです。
順調な時でも油断せず、常に未来に
対して手を打つ大切さを痛感します、
そして日産のV字回復プランにはファンド
の力がまずは必要そうです。