初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第570回】妄想天国

前身の会社が、受けていたコンサルティングにて

時を同じくしてそのコンサルタント会社が

ガリバー(車屋さん)のコンサルもやっていた

ので、興味があり色々調べた事がありました。

この会社、今でこそ大きいですが、当時(15年前)

はまだまだ小さく、本当に駆け出しという印象でした。

ガリバーは中古車の流通に革新的なストーリーを

持ち込み、大きな成功を収めた企業です。

私は中古車業界について特段の興味を持っていた

訳でもなく、また、業界やガリバーという会社

についてほとんど予備知識もありませんでした。

ただ、同じコンサルがちょうど同じ規模の会社

を見ていたという関係で興味を抱いただけです。


それはこんな言葉からでした。

「サンワホーム(前身の会社)とガリバーは業界に

一石を投じようとしている意味ではとても良く

似ている」というものです。


[当時サンワホームは木曽ひのきという銘木に出会い

それをどう顧客に伝えるかをコンサルと一緒に

造り上げていた段階です
。(隆盛を極める前ですね^^;)]


そして、コンサルはこんなことも言っておりました。

「ガリバーの社長とお話をすると、楽しくてしょうがない」と

フォーマルな戦略の発表や議論の場では無かったので

、業界のバックグランドや市場の動向の詳細に

ついて説明があったわけでも、プレゼン・スライド

が用意されていたわけでもなく、自己紹介も

そこそこに、「ちょっと、この話聞いてよ」的な

ノリで、当時のガリバーの社長が語り出したらしい

のです。

ここで、一旦話を整理しますね!

前回の話の中であった、自分に会う会社とは?

このように社長が思わず人に話したくなってしまう

ような戦略を面白いと思えるかどうかだと思います。

その詳細や他人がその戦略を聴いてどう思うかは

別の話です。自分が引き込まれる話であれば

絶対的に会うのです。


当時、私はこの話をコンサルから聴いて、

ガリバーの戦略がどうであろうと利害関係の

ない私にとっては別にどうでもよかったのですが

知的好奇心を掻き立てられたのを今でも覚えて

おります。この会社面白いなと正直思いました!


ポイントは会社の戦略を自分に落とし込み

それを『違いを付けて繋げる』!そう思考する

うちに、自分の中で勝手にストーリーが駆け巡る

のが分ります^^妄想天国ですね^^

こうなると、楽しくてしょうがなくなるのでは

無いでしょうか?
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