初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第1855回】男

昨日の続きです。


おとこ より 男

そして 男より 漢。


これは経験を通して磨いていく

しか方法はないと思う。


その経験の中でも一番大きな

きっかけになるのがおそらく仕事。

人間関係 などとにかく人との

かかわり合いの中で 男は磨かれる 。


楽しいことばかりではない 。

思いどおりにならないこと

だってたくさんある 。いや 、

とくに若い頃はそちらのほうが

多いかもしれない 。当然嫌なやつ

だっているし 、不当な扱いを

受けることだってある 。


その中で 、自分の在り方を探し続け 、

もがくことでだんだんと男の腹は

据わってくる 。そして 、

その経験を肥やしとして 、

男は器を広げていく。



その器が結果になったものが 、

社会的地位だったり 、人望だったり 、

名誉や金銭として現れてくるのだと

感じる。


スポ ーツでもなんでもそうだが 、

自分の力を磨いたり 、

実力をつけたいと思うなら 、

方法は一つ 。自分より格上の人間に

ぶつかっていくのが一番の早道だ 。

当然負ける 。しかし 、その負けの中

から自分の足りないことを見つけ出し 、

しっかりと分析し 、次の糧にする 。

それをあきらめることなく繰り返し 、

自分の腹と器を磨き続けた男の周りには 、

いつかやがて 、かつての自分のような 、

上を目指す男たちがたくさん

集まってくる 。そしてこんどは 、

自分が若手の思いを

受けとめる立場にまわることになる 。

どんなときでも動揺せずに 、

人を守っていける 、そして 、

次世代の道しるべとなる 、

そんな腹の据わった器の大きな男を

目指していきましょう!
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