初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第34回】続・・・熟成を楽しむ断熱材の選び方

 本日は下の子供の保育園でクリスマス会が行われました。一生懸命の姿がかわいかったです。
その帰り、久しぶりに家族でカラオケに行きました。子供たちの”湘南の風”タオルをブンブン振る
姿が勇ましく、こちらも一生懸命で何だか沢山元気をもらった一日でした。(笑)

さて、先日の続きですが、なぜ壁体内が結露すると良くないのか、深く考えていきましょう!
大きくは2点御座います。


1点目は断熱材が腐る事です。



これは、決して極端な例ではなくおかれた環境によってはこのような現象は充分あり得ます。断熱材が
結露によりカビてくると、断熱材の効果が失われるだけでなく、ハウスダストの影響も受けかねません。
家を建てて40年後、壁の中がこのような状態では温熱ストレスをもろに受ける70代・80代の頃に、第二の人生を謳歌
出来ませんし、生まれてくる大切な孫を喘息で悩ましてしまう事も充分考えられます。

2点目は構造材が駆逐する事です。



木材は含水率15%を維持できますと、木材としての本来の調質性が最大限発揮され、室内空間はもとより
壁の中でも調質効果を発揮してくれ湿度環境は最高のモノとなります。

 しかし、結露により含水率が25%を超えてくると、曲げ強度、圧縮強度共に極端に数値が落ちます。
つまり、木材が駆逐していると本来の強度が出ませんので、30年以内に80%の確率でくると言われている
南海トラフ巨大地震などの対策としては、頼りないものになってしまいます。

 何れにしても熟成を楽しめないのです。これは寒冷地だけの問題か?というとそうでもなさそうです。
続きは明日。。お読み戴きありがとうございました。
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