初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2573回】住居表示

住居表示(住所)は、

その名のとおり、住居(建物)

に割り振られた番号のことです。

たとえば、1つの敷地に土地が何筆

あったとしても、そこに建物が1つ

だけなら住居表示は1つだけになります。

しかし、住居表示が実施されている

地域であっても、空き地や農地など

建物がない土地には住居表示が付いていません。
 
表示の仕方は、

〇〇町△△番(街区符号)〇〇号(住居番号)

もしくは

〇〇何丁目△△番(街区符号)〇〇号(住居番号)

となっていて原則、規則正しく並んでいます。

街全体を分かりやすく整理することで、

郵便物の配達などが効率化されています。
 
ただ、区画が整然とした市街地では

実施されていますが、古くからある

住宅地などでは住居表示が実施されて

いないのが実情で、住居表示を実施して

いない地区の住所は、従来通り地番を

使用しています。

地番と住所が同じと言うことは、

市町村が住居表示を実施しなくても

地番だけで徴税や登記上の目的が

達せられ、住所としての利用に不都合が

ないと判断されているからです。


そのような住居表示でよくある

問題があります。続きは次回。
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