ちょうど家の真ん中に暖炉を配置しており、この家のシンボリックな物になっております。
そんな打ち合わせをしていたら、子供のころに習った歴史で縄文時代の竪穴式住居
を想い出してしまいました。昔の住居ですから入口を入れば1部屋しかない単純な
ものでした。
炉の灰の積み重ねで住居の古さが分り、どの家でもあったと言われております。
そして、興味深いのは、煮炊きなどの調理には使われていなく(煮炊きの痕跡は
外で見つかっております。)
では照明の為かと思えば、竪穴式住居は天井が低く、内装は草葺なので大きな
炎を上げる訳にもいきません。とても照明として使えるような火を求めたとは
考えれないのです。
同じように暖をとっていたとしても、火力が足りていたとは考えられません。
ましてや冬だけ使っていたわけでもなさそうです。
ほんのりとした明かり、ほんのりとした暖が、室内にあった事はどの遺跡から
考えても間違えの無い事ですが、私達の遠い先祖はどうして炉を必ず住居の真ん中
につくったのでしょうか?
今回の家づくりで、先祖の気持ちになって、想像してみます。新説が思い浮かぶ
かもしれません^^;
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