おはようガンバ
今日は、父の命日で、朝目を覚まして、布団の中で遠いあの日の寒夜夜のことを思い出してたよ
今日も少し雪交じりの寒い朝だけど、あの頃はまだ雪がよく降っていた
前の晩遅くに、芦屋にいる義姉から、「もうダメかも、、、」と知らせをもらって、夜行列車で駆けつけるつもりでタクシーで小松駅まで行って
まだ携帯も持っていない頃だったから、兄から駅に電話が入り、アナウンスで待合室で待っていたまさちゃんに知らされて、また泣きながら、タクシーで家に戻った悲しい夜だった
お人良しの優しい父だったから、まさちゃんは多分、父に怒られたっていう記憶がない・・・
お兄ちゃん二人の一番下の女の子だったし、いつも可愛がってくれたんだと思う
小さいころ、おぼっちゃんで育っていたのに、家の事情で引っ越しも余儀なくされて、それから結構苦労して、やっと自分の家が建ったとき、それはとても嬉しそうだった
自分のことは我慢して、母と一緒にきっと頑張ってくれたんだよね
まさちゃんが遠い石川に嫁ぐのは、多分寂しかったと思う
金沢で暮らし始めたころ、ほんとに毎日のように電話がかかってきていたよ
特別のお誕生日とかじゃなくてもね、、、
小さな軽自動車にお土産用の荷物をどっさり詰め込んで、年に二回はまさちゃん達に会いに来てくれていた
でも、いつもはかかって来ていたお誕生日に、父からの電話がかからなくなり、、、遠い距離の運転はそろそろ危ないからと電車で来てくれていたのが、
「お父ちゃん、ずっと前から靴を磨いて、まさこのとこ行くの楽しみにしてたけど、電車は階段もあるし、ちょっと無理みたいやわ~」と母から電話があったときは、やっぱり寂しかった
父は、特に趣味がある訳でもなく、多分その余裕も無かっただろうけど、一日中ずっと家のことをして動いている人で、まさちゃんの家に来てくれたときにも、家中の窓ガラスを磨いたり、障子紙を貼り替えたりして助けてくれていた
とても働き者の父だったよ
そんな父が、まさちゃんがお嫁に行く前に、一つだけ、言い渡してくれたことがある・・・
それは、「まさこや、旦那さんが朝家を出るときには、気持ちよく仕事が出来るように機嫌良く送り出してあげなさいね~」って、それだけだったけど
今から思うと、大事なことをまさちゃんに教えてくれてたんだなって思う
お父ちゃん、ありがとう
わたしを可愛がってくれてありがとう
お父ちゃんが教えてくれたように、上機嫌で頑張るよ
さ~ぁ!今日も一日笑顔でガンバ
いつも来てくれて、ほんとにありがとう
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