(写真撮ってたとき、みんな元気だった、、、)
おはようガンバ
いつからか、まさちゃんの家の大屋根の隙間に、鳥さんが巣を作っていて
ピーチクパーチク家の中に、賑やかな鳥の鳴き声が聞こえてた
お母さんとご飯を食べている時も、
「お母さん、鳥の鳴き声、聞こえる?家の中で、鳥の鳴き声が聞こえるっていいね~」
なんて、まさちゃんは話してた
確か、去年も、鳥が巣を作って、雛が落ちて来たことがある・・・
隣に住んでる長男クンの家との間に、また今年も可愛い雛が落ちてると、春風さんが慌てて、まさちゃんちに駈け込んで来た
「お母さん!なんか、声すると思ったら、こんなところに雛が、、、、」
見に行ったら、去年落ちてしまった雛より少し大きな雛が落ちていた
まだ元気だったし、でも、このままそこに置いていたら、猫に食べられてしまう、、、そう思って、ペットの籠を探して来て入れてやった
家の前の電線の上に、親鳥らしい鳥が、心配そうに、いつもより大きな声で鳴いていたよ
その日の夜、まさちゃんはボクササイズに行く日だったので、雛を何とかしてあげたいと思って、ボクササイズから帰ってから、開いてるお店やスーパーで、鳥の餌を探したけど、見つからなくて、、、
結局、家にあった小さなスポイドで、水をあげて、祈るようにして寝たけど、朝起きてみたら、もう、死んでいた
前の日に、心配して、何度も雛の様子を見に来ていたAちゃんも、寂しそうやった
庭の片隅に穴を掘って、埋めてあげたよ
こんな小さな生き物でも、見送るのは辛くて悲しいものだよね~
もう、嫌だな、、、って思っていた明くる日
春風さんが、また困ったように、やって来た
「おかあさ~ん、、、、また、二羽も落ちてます・・・」
まさちゃんも、これには困った
もう、死んじゃうの見るのも嫌だし・・・
雛が落ちた話をしてたら、知り合いの人が、「鴨池観察館」に連れて行ったって話を聞いたので、何とか保護してもらえないかと思って、まさちゃんは、すぐに連れて行ったよ
鴨池観察館に行ったら、施設の方が出て来てくれて、
「鳥は、親から餌の取り方とかを教えてもらうので、こんな風に保護して餌を人間が与えて、例え大きくなっても、多分生きていけないんですよ・・・」って仰った
「でも、上から、カラスが狙ってて、、、」って、まさちゃんが言うと
「カラスも、自分の雛に餌をやらないといけない・・・この雛がエサなんです、、、」って、仰って、自然の体系のなかに、この出来事があるんだ~みたいなお話をしてくれた
結局、落ちたところにそのままにしておきなさい・・・みたいなことを言われたので、まさちゃんは、仕方なく、家に帰って、落ちてたところに置いておいた
そしたら、明くる日、やっぱり、カラスか猫に食べられちゃったみたいで、可愛い雛の羽だけが残ってた
悲しいけど、仕方ない、、、どうしようもしてあげられないもんね
自然の体系の中で、生きている生き物に、人間が手をかしてあげられないんだな、、、って、改めて思ったよ
小さな鳥でも、親からちゃんと生きていく力を教えてもらっているんだろうね~
そんな事件のあと、人間が起こしてる悲しい悲惨なニュースを見て
残忍で、自分勝手な事件を起こしている人は、親に、きちんと大事なことを教えてもらってないんじゃないかな、、、なんてことを考えてた
何でもない日常に、子ども達に教える大事なことがたくさんある・・・
そんな中で、子供は、何が正しくて、何がいけないことなのか学んでいくんじゃないかな~
ふと、今回の雛の事件で、親から教えてもらうことの大切さが、自然界の中の生き物みんなに通じることなんじゃないかな、、、なんて思ったけど、ちょっと大げさかな?
お茶をほとんど、毎日点てていて、きれいに点てられると、ほっこりするよ
さ~ぁ!今日も一日笑顔でガンバ
みんな元気出して頑張ろうぜ
いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとう