2月11・12日と東京で行なわれた 第2回加圧トレーニング学会に参加して来ました。2日間にわたり基礎研究発表や実際の臨床の場での報告、ワークショップなどが行われました。参加者は、約260名にもなり、予想を上回る盛況な学会でした。
昨年の第1回大会よりも発表内容がよりしっかりとしたものになってきているような気がしました。
中でも東大の高野先生が発表された、「加圧トレーニングの実態・全国調査」では、全国で行われている加圧を調査したものが印象的でした。
全国100箇所以上加圧を行う施設があり、年間約20,000人以上の方が加圧を受けているにもかかわらず、重篤な問題が一例も起きていないという事が発表である。加圧トレーニングは、十分にトレーニングされた指導者の下では、重篤な合併症の危険性が極めて少なく、安全な方法であると考察されている。
私も6年以上前から加圧トレーニングの指導者をしているが、もちろんこれまで、問題を起こした事はない。ただ、一般の方々にはまだ、このトレーニングについて不安に思われている方の多いと思う。このような研究をドンドンとやってもっと安全性を示してもらいたいと思うのである。
詳しい報告はまた後日。