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陸上=ガトリンの世界新、計時ミスで取り消し
5月17日、ジャスティン・ガトリンがカタール・グランプリでマークした世界新記録が計時ミスで取り消しとなることが明らかに。12日撮影(2006年 ロイター/Fadi Alassaad)
[パリ 17日 ロイター] アテネ五輪男子100メートルの金メダリスト、ジャスティン・ガトリン(米国=24)がカタール・グランプリ男子100mでマークした世界新記録の9秒76が、世界タイ記録9秒77に訂正されることが分かった。
国際陸連(IAAF)の発表によれば、ガトリンの正式タイムは9秒766で、本来1000分の1秒台は切り上げ。
ガトリン選手にとっては残念ですね。でも1000分の1秒台が切り上げとは知りませんでした。
自転車や陸上競技短距離のゴールシーンを見ていると、よく縦に線が入っている映像を見ることができます。1本の線が100分の1コマになっているやつです。どのくらいの差があるかを見やすくしていますね。映像技術が良くなったからですね。
でも、ゴールを判定するのは人間であるという事はご存知でしょうか?もちろん、どこが通過したらゴールという規定がありますから、特に問題はないとは思いますが。
じつは、スキージャンプ競技でも飛距離判定には同様のビデオ判定が使われています。ジャンプの着地は、前足と後足の間が飛距離となるのですが、選手がかなりのスピードで飛んでくる(正確には落下)ので、なかなか難しいところです。日本の国内戦では、横で待っている飛距離判定員の方々が判定を行います。
ワールドカップ以上の大会になるとビデオ判定が行われます。スキーですから着地をした後は斜面を滑っていきます。また、個人により着地のフォームが違いがあるので、誤差が結構で易いのです。もちろん判定は熟練した係員が行うのですから問題がない思いますが…。
私がワールドカップに帯同していた時には、結構これは?というのがありました。ホームアンドアウェイというのもありますからね。でもあまりにも疑問が残る時には、ヘッドコーチがお金を持って抗議に行きます。(確か100スイスフランだったはず)。まぁ判定が覆ることはまずないのですが、これもやるのとやらないのでは、今後にとって違うようです。
プロ野球の抗議にもそのような面があるのではないでしょうか。