半世紀を彷徨う

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人生の分岐点!進学&就職

2017-02-22 20:37:00 | 日記
おれにとっては小学生の頃駅の反対方向へ引っ越しして、
小学校までは一緒にいた友達と違う中学へ進む事になったのが最初。
ダチのお母さんがやさしい人で、みんなと離れて寂しい思いをするであろうおれに、
本当にあっちでいいの?一緒の学校になりたいなら力になるよ!と言ってもらい、
中学の選択権を与えてもらった。うれしかったなぁ。

だが敢えておれは違う中学へ進む事にした。
なぜなら引っ越ししている子供なんてたくさんいるんだし、
この先もっとたくさんの別れがあるだろう。これくらいで負けちゃだめだと思った。

子供なんてどこへ行っても同じようなのがいるだけで、
心細い思いをしたのなんて3日程度だったと思う。
そしておれが入った中学は、公立の中でも進学校で、勉強が難しかった。

1年の終わる頃から勉強についていけなくなり、やる気もなくした。
だけど3年になって受験を目の前にして、やらざるをえなくなった。
やる気になったのがちょっと遅かったから、いい所へはいけない。

朝におれのようなあほの子用の授業をやってくれた。
おれが何とか普通でいられるのは、この授業で中1レベルから再教育されたからだ。
うちは母子家庭で、小学校の時引っ越したのは家賃が払えなくなったからで、
高校や大学などは私立に進むわけにはいかなかった。

そしてまたここで、勉強の実力差を主として進路が変わる。
それまでは一緒にいてワイワイ言っていた友人とは違う未来へ進む。
決して仲が良い友達と同じ学校へ通うために行く事はない。

高校へ行ったら勉強が簡単すぎてこけた。だから人並みに勉強しなきゃいけない。
人から言われてもやるようにはならない。自分で気付くしかない。

かといってそれなりになるものだ。うちの子もあまりやらなくて、
上記の話を何回も聞かせたけどおれと同じ事になった。
でもやつらはやりたいことを見つけ、頑張ってる。

まあそれも悪くはないんじゃないか?