困るねぇ。子供の「バイク欲しい！！」

おれは今でも通勤で、女房もかつてはバイクに乗っていた。
それを知っている子供たちは、「父ちゃんも乗っているのにダメとは言わせねえ」
とか、生意気な口をきくようになった。

ならば、おれが実践した鉄の掟に従ってもらうまでだ。

一つ、在学中のバイク所持は認めない。自分で稼いで乗るべし
一つ、バイクに乗れば事故と紙一重。任意保険に加入せよ
一つ、交差点やお店の入り口があるところで車を抜かすな

バイクは買うだけならバイトでも買える。しかし維持していくには足らない。
そしてどんなに注意していても事故を起こしたら相手に十分な賠償をできるように。
それが大人としての責任でしょ。

もちろんバイクにはいい所もある。
５００ｃｃのペットボトルより安いガソリンで、フェリーや高速を使えばどこへでも行ける。
友達とのツーリングなんて本当に楽しいよ。

ただ車の運転をするより確実に大けがや死に近づく。
乗ってよろしいと許可した事によって子供にそんな不幸が訪れてしまったらと考えてしまう。
奥多摩でも道のあちこちに花束が置いてあったりするからね。

鉄の掟を守った上でそれでも乗りたいっていうなら許可せざるを得ない。
親であるおれは自分の子供が死ぬ可能性が高まる事、死ぬかもしれない覚悟が必要か。
生きていれば何で死んでしまうか分からないから、あまり考えすぎても仕方ない。

明日は路面凍結でこけて割ったカウルを息子が直してくれるという。
やさしいのう。父ちゃんはうれしいぞ。出来上がりが楽しみだ。
今年卒業する息子に早よう孫の顔を見せろと期待するのは早すぎるだろうか・・・