半世紀を彷徨う

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受けよう!胃部X線検査

2016-05-29 21:29:16 | 日記
まだやった事が無い人もいる事だろう。
そんな人たちの為に、どんな事をやるのか流れを追って行こう。

会社に入ると30か35歳かで希望者はバリウムを使った胃部X線検査をやる。
胃がんは血統的な関連が強いと言われていて、
おれは父の兄が胃がんで亡くなっている。かかる確率は高いだろう。

まずX線の部屋、又はバスの中に入る。ズボンと上着を脱いで待機する。
中でゴロゴロ転がっている白い容器に入っているのが硫酸バリウム。
バリウムは金属なのでX線が通りにくい。

まずはアイスコーヒーのガムシロの様な入れ物に入っている発泡剤をべろの奥側にサラサラ入れる。
次に消泡剤の入った水で発泡剤を飲み込む。ここで発泡剤が胃の中で膨らむ。
初めてやった時はここで吐き気に襲われた。

間髪入れずに溶けて暖まったシェイクみたいなバリウムを飲む。
コツはあまり一気に飲むよりも水をのむようにコクンコクンと間をおかずに飲む。
ここからはげっぷをしない事だけを考えよう。

「ハイ、じゃお入りください。」台に乗り両脇の棒を掴む。台が横倒しになっていく。
技師の無茶な要求に答えるのも大事だが、げっぷは厳禁。おかわりすることになる。
「それでは右に三回回って下さい。」これっていつも思うんだけど機械で回してくんない?

その後は頭を下に向かせられたりするけど、げっぷしないことだけに集中しよう。
機械がゆっくり立ち上がる。「ハイ、お疲れさまでした。」
さあ豪快にげっぷをしよう。下剤をもらったら服を着て・・・しかし戦いはこれだけではない。

即大量の水と共に下剤を飲もう。ピーピーにしてさっさと出してしまう。
しかしここ2年出が悪い。普段から便秘気味の人は下剤を多くもらおう。
下剤を2回分もらい、その日はほとんど出なかった。

次の日出ない事をいうと、液状の薬をもらう。紙コップに5mmの水に10滴で、
「この後仕事にならなくなっちゃうかも知れないけどいい?」
出ないと腸内で固まっちゃうので構わず飲んだ。おれの腸は鈍感なのか、反応が薄かった。

色々書いたけど慣れちゃうもんで、つらいとか大変だとか思わなくなった。
病気が捕まえられたらラッキーだ。自分の為にがんばろう!


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