半世紀を彷徨う

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今も忘れられない。ヘラクレスの栄光3

2016-02-25 18:39:12 | 日記
スーパーファミコンだったかな。正直覚えていない。それほど昔の物だ。
今からやる人はいないだろうからネタバレするよ!
見たくない人は注意。

ゲームを始めた時、プレイヤーが操るキャラクターは記憶喪失。
親切な人に行き倒れていたところを保護していただいたようだ。
いつまでも世話になる訳にもいかないので旅に出る。

いくつもの村を渡り歩くと、必ず聞く奴の名前は「バオール」。
そいつのやった悪行をいくつも聞き、とんでもねえ野郎だな。やっつけてやる!と心に誓う。
そしてバオールを探す旅に出る。

バオールは海の中を泳ぐ巨大な魚を海峡の間で石にして、人々の通行の便をよくした英雄でもあった。
しかしほとんどの町で聞く噂は悪い話ばかり。

そして何かをきっかけに失っていた記憶を思い出す。
・・・おれがバオールじゃん。
あの最低野郎がおれだってことが分かるんだ。

そして最後エンドロールの映像は冥界へ送られ、罪を償う様子である。

その頃には珍しい救いの無いエンディングだ。
ただ重い罪悪感を背負いながら見た。とても印象的なゲームだった。

ドラクエと違い、最後までやり切ったという達成感は全く感じなかった。
それだけに心に残る一品だった。


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