冷え込む季節がやって来た。真冬の気温になる前に2年前に交換したブレーキ、パワステフルードの交換と1年半前に交換したATFも入れ替えをします。
ブレーキフルードは家内のAも同時に交換します。何故なら圧送ポンプにそれなりのフルード量を入れるので無駄を省く為です。
ATFはここの所、世相背景で自粛しているので短距離ばかりの走行とストップ&ゴーが激しい都内はフルードの老化が激しく、コンフォートモードでの2速から3速のシフトアップの冷間時のみ動作が一瞬違和感があります。滑る訳ではなく繋がる際が分かる感じで、それ以外のギアでは無感です。一度気になると駄目な性格、車の下に潜るのは気乗りしない作業ですがパーツが揃い次第取り掛かります。
備忘録として作業手順の復習です。
ドレンパンのドレンボルトを外しオーバーブロー管を押し込みパン内のフルードを全て廃油、ケーブル、マフラーハンガーを外し後、ドレンパンボルト6本を外しフィルターを外す。一晩置きフルードを排出する。
オイルパン内のクリーニング、オートマの当たり面のオイルストーンのでの面出しごパンの取付。
フルードの充填後、テスターにて45°迄エンジン作動しオーバーブローをさせフルード量を調整し作業終了とします。
フルードパン取付アルミボルトは再利用不可、締め付けは4nm後180°締め付けを6本行う。
それではATFパーツの用意が出来たので作業にかかります。
この作業は車の下で行うので馬掛けでは危険、ガレージ内のスロープを水平に車を駐車するには手作り木製スロープ2段仕様で300㎜のクリアランスを確保して行います。1人作業で助けてもらえませんので念には念をと思いの苦肉の策です。
エアサス強制ボタンにて車高アップもします。
今回はコンバーター内のATFも初めて抜きます。
コンバーターホールカバーを外しドレンボルトが真下に来る様にエンジンクランクプーリーナット27㎜を時計回りに回します。
運良く一回でドレンボルトを探し当て4㎜ヘキサゴンにて外しATFを排油する。約2リットルは出たのでビックリ!
時間にして20分はかかりました。
後はATFまみれになりながら無事に交換、後は油量調整を行い作業終了しました。
早速試運転し懸案だった2〜3速へのシフトアップの違和感も無くなり、心持ちアクセルのつきが良くなり、ダイレクト感が増した様な体感が出来ました。
ガレージ環境が無ければ中々DIYでの作業は難しいが是非トライしてもらいたいと思います。
次の作業はエアサス関係パーツの交換予定です。
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