こんにちは。
パーソナルトレーナーのゴリ髙梨です。
今日は、私のところへ来られたクライアントさんのことを
書こうと思います。
メンズフィジーク大会に出場されている鈴木さんです。
(*ご本人から実名掲載することの許可を頂いております)
5年程前からフィジーク大会に出場されていますが、
お話しを伺うと、トレーニングが効いた感覚が
分からない、とのことでした。
最初に来られたクライアントさんには、
ラットプルダウンを1セットやって頂くのですが、
鈴木さんのラットプルダウンを後ろから見てみると、
腰(体幹)が抜けた状態になっていました。
ラットプルダウンが正しく出来ると、腰の辺りや
広背筋の下部が使われて効いてくる感覚があります。
まず初めに、僧帽筋、三角筋、背中をほぐしました。
背中のトレーニングでは、特に僧帽筋の柔軟性が
ポイントになります。
僧帽筋が硬いと、バーを引いてくる際に
肩甲骨をうまく動かせなくなってしまうためです。
ラットプルダウンで主に鍛えられるのは
広背筋ですが、僧帽筋は動作の中で
大きく上下に動きます。
僧帽筋が硬いとこの上下の動きが
悪くなってしまうのです。
従いまして、僧帽筋の動きを良くするために
僧帽筋をほぐすことは重要なことです。
ほぐした後は、握り方をしっかりやるための
準備運動をやって頂きました。
どんなトレーニングでもバーを握ることに
なりますが、この握りがしっかり出来ているか
どうかでトレーニングの効果が大きく
変わってきます。
次に腹筋(シットアップ)を行いました。
これは通常のやり方とは異なり、
軽いバーを両腕をクロスさせて、
なるべくバーの遠くを持つようにします。
このように両腕をクロスさせてシットアップを
行うと、腹筋の奥の方を使うことになります。
この腹筋の奥の方を使うことが大事で、
この種目を一番最初に行っておくと、
その後に行う種目で体幹を使ったトレーニングが
出来るようになります。
ここでメインとなるラットプルダウンをやって
頂きました。
再度、鈴木さんがやっているところを後ろから
見てみると、今度はバーを引いてきた時に
腰の部分に力が集まってくるのが分かりました。
広背筋もしっかり動いています。
鈴木さんに、「どうですか?」と聞くと、
「今までにない感覚です」
とのことでした。
背中のトレーニングを行って初めて背中に効く
感覚を得られた、とのことでした。
その後、肩、胸、上腕三頭筋、二頭筋、前腕を
セッションで行いましたが、いずれも
対象の筋肉にしっかり効いている感覚が
得られている、とのことです。
実際に3回目にお会いした際に、体が
変わっているのがはっきりと分かりました。
肩が丸く大きくなっていました。
鈴木さんに感想をお伺いすると、
「髙梨さんに教わるまでは、トレーニングを
していてどこに効いているのかよく
分かりませんでしたが、教わるようになってからは
鍛えている場所がしっかり効いているという感覚が
あり、これは発達するな、と感じています。
筋肉痛がとれた後は筋肉の形が変わっているのが
分かります」
とのことでした。
私もこのような感想を頂き、大変嬉しく思っております。
やはり来て頂いたクライアントさんに結果を出して
頂くのが、一番トレーナーとして嬉しいことです。
トレーニングは、正しく良いものを行えば、
体は必ず応えてくれます。
鈴木さん、これからも頑張りましょう!!
髙梨 圭祐
パーソナルトレーナーのゴリ髙梨です。
今日は、私のところへ来られたクライアントさんのことを
書こうと思います。
メンズフィジーク大会に出場されている鈴木さんです。
(*ご本人から実名掲載することの許可を頂いております)
5年程前からフィジーク大会に出場されていますが、
お話しを伺うと、トレーニングが効いた感覚が
分からない、とのことでした。
最初に来られたクライアントさんには、
ラットプルダウンを1セットやって頂くのですが、
鈴木さんのラットプルダウンを後ろから見てみると、
腰(体幹)が抜けた状態になっていました。
ラットプルダウンが正しく出来ると、腰の辺りや
広背筋の下部が使われて効いてくる感覚があります。
まず初めに、僧帽筋、三角筋、背中をほぐしました。
背中のトレーニングでは、特に僧帽筋の柔軟性が
ポイントになります。
僧帽筋が硬いと、バーを引いてくる際に
肩甲骨をうまく動かせなくなってしまうためです。
ラットプルダウンで主に鍛えられるのは
広背筋ですが、僧帽筋は動作の中で
大きく上下に動きます。
僧帽筋が硬いとこの上下の動きが
悪くなってしまうのです。
従いまして、僧帽筋の動きを良くするために
僧帽筋をほぐすことは重要なことです。
ほぐした後は、握り方をしっかりやるための
準備運動をやって頂きました。
どんなトレーニングでもバーを握ることに
なりますが、この握りがしっかり出来ているか
どうかでトレーニングの効果が大きく
変わってきます。
次に腹筋(シットアップ)を行いました。
これは通常のやり方とは異なり、
軽いバーを両腕をクロスさせて、
なるべくバーの遠くを持つようにします。
このように両腕をクロスさせてシットアップを
行うと、腹筋の奥の方を使うことになります。
この腹筋の奥の方を使うことが大事で、
この種目を一番最初に行っておくと、
その後に行う種目で体幹を使ったトレーニングが
出来るようになります。
ここでメインとなるラットプルダウンをやって
頂きました。
再度、鈴木さんがやっているところを後ろから
見てみると、今度はバーを引いてきた時に
腰の部分に力が集まってくるのが分かりました。
広背筋もしっかり動いています。
鈴木さんに、「どうですか?」と聞くと、
「今までにない感覚です」
とのことでした。
背中のトレーニングを行って初めて背中に効く
感覚を得られた、とのことでした。
その後、肩、胸、上腕三頭筋、二頭筋、前腕を
セッションで行いましたが、いずれも
対象の筋肉にしっかり効いている感覚が
得られている、とのことです。
実際に3回目にお会いした際に、体が
変わっているのがはっきりと分かりました。
肩が丸く大きくなっていました。
鈴木さんに感想をお伺いすると、
「髙梨さんに教わるまでは、トレーニングを
していてどこに効いているのかよく
分かりませんでしたが、教わるようになってからは
鍛えている場所がしっかり効いているという感覚が
あり、これは発達するな、と感じています。
筋肉痛がとれた後は筋肉の形が変わっているのが
分かります」
とのことでした。
私もこのような感想を頂き、大変嬉しく思っております。
やはり来て頂いたクライアントさんに結果を出して
頂くのが、一番トレーナーとして嬉しいことです。
トレーニングは、正しく良いものを行えば、
体は必ず応えてくれます。
鈴木さん、これからも頑張りましょう!!
髙梨 圭祐