熊本教区坊守会の岩手県・宮城県・福島県の視察です。
初日は、仙台空港に到着後、貸切小型バスで沿岸部の道路を通り岩手県陸前高田市に向かいました。
まず正德寺を訪問し、坊守さんのお話をお聞きしました。話の中には震災直後に今回参加されている坊守さんの息子さんたちが車で九州から正德寺に来て、炊き出しをしていただいた時のエピソードもありました。
次に本稱寺を訪問し、住職さんのお話をお聞きしました。
その後、仙台に戻り、市内で宿泊なさられました。
二日目は、東北別院にいらっしゃり、清谷教務所長のお話をお聞きになられました。
次に海楽寺(仙台市)を訪問し、坊守さん、前坊守さんのお話をお聞きしました。
その後、名取市閖上地区を視察し、昼食を食べました。
昼食は、徳照寺(仙台市)にご紹介いただいた農家レストラン「ちょっこら」で新鮮な野菜を使った定食をいただきました。
午後からは、原町別院(南相馬市)に移動して、木ノ下仙台教務所嘱託のお話をお聞きしました。
その日は二本松市まで移動し、宿泊なさられました。
三日目は、眞行寺で住職さんのお話をお聞きしました。
3日間で長距離を移動し、様々な方のお話をお聞きになられました。これまで多くの方々が視察にいらっしゃいましたが、これほど多くの方のお話をお聞きする視察は私も初めてでした。
熊本教区の坊守さん方は、もっと早く東北を訪問したいと考えていらっしゃたようですが、熊本地震もあり今回の視察訪問となったとのことでした。
また、熊本地震で被害に遭われた方もあり、それぞれの方からお話を聞く中でも共感することも多くあったようです。
そして、お話をいただいた後に、互いに励まし合っている姿が印象的でした。