夏の終わりから秋にかけて薄緑色の花が房状に咲く蓼科の植物です。
花は見た事が有りません。
花後につく5mm程の果実は熟すと鮮やかな藍色になります。
この藍色に見える部分は実は種子ではなく萼なのです。種子はこの厚い萼に包まれた中の艶のある硬くて黒い実なのです。
萼が熟して藍色になるまでに、緑色から個体ごとにそれぞれが徐々に色を変え、白、ピンク、紫などの色が混在します。
普段、全く気にも留めない(気がつかない)花ですが、実が色づきはじめると思わず足を止めてしまいます。
<北本市高尾地区にて>
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