タンキリマメ(痰切り豆) マメ科タンキリマメ属
キツネ豆、ウイロウ豆とも呼ばれています。和名の由来は種子(豆)を食べると痰を止める作用があるという俗説から付けられました。熊本大学薬学部植物データベースによると葉、茎、種子は薬用部位となるが種子を食べても痰が出なくなるという記述は有りません。
晩秋に熟すとさやが緑色から鮮やかな赤い色に変化し裂けて中から4mm位の変形した楕円形の光沢のある黒い実が2個出てきます。この種はさやが裂けた後も弾き飛ばされることもなく縁にぶら下がったまま越冬します。鳥が見えやすくなる為なのでしょう。
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