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日本時間の12月9日(日)アメリカ・ラスベガスMGMガーデンで行われる、
4度目の対戦をするマニ―・パッキャオ対ファン・マヌエル・マルケスの
試合があります。
前回の3試合とも、僅差の試合でしたので、今回が年齢から考えても
最終試合になるかもしれません。
それにしても、パッキャオの立ちふるまいは、すごいですね。
圧倒的なフィリピンの英雄です。
彼のような、日本には英雄と言える人は居ない様な気がしますね。
というか、ステージが全く違うようですね。
本当に、小説かマンガに出てきそうな役柄で、そのまま本物だという
、生きる伝説です。
ボクシングも最強であるのは誰もが認めるところですが、この素晴らしい
人格者でいながら、フィリピンでは圧倒的な人気である国会議員です。
彼は、フィリピンでは、Peoples Champion (庶民の王)と呼ばれています。
彼は33歳という若さながら、自分が勝ち取って来るファイトマネーの半分を
自分が設立した財団で、フィリピンの家が無い家族の家を建てたり、学校に
就学出来ない子供たちに奨学金を出したりしています。
私も、大変尊敬しているので、彼の自伝や取材を取っている本は何冊も読みましたが
彼が勝ち取った巨額のファイトマネーで、8月までで、フィリピンの家の無い家族、1800
家族、就学出来ない子供たち2000名に奨学金を毎年、寄付しています。
いくら富と名声があっても出来ることではありません。おそらく、普通の人間は富と名声を
手に入れると、贅沢をして生活水準の向上をすることでしょう。
彼は、試合以外は、必ず、地元のフィリピン・ミンダナオ島に帰り、貧しくは無いがごく普通の
人に近い生活をしているそうです。お母さんの教え通り、「どんなことがあっても、故郷を
忘れてはいけない」と教えられて、故郷の貧困を救うために、一肌脱いでいるそうです。
スゴイ政治家ですね。世の中の事を考えて、捨て身で頑張らないといけない身でありながら
日本の政治家には、そのような政治家は見たことがありません。
日本維新かなんか知らないが、大阪のおっちゃんや東京の80歳の祖父さんが、パッキャオの
10分の一の事でも出来れば、認めてあげたいけど無理でしょうな。
彼に近いのは、日本では、生きていないけど賀川豊彦氏ぐらいでしょうね。