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2014年7月18日(金)は、 同友会徳島北支部7月例会がありました。
例会の始まる前に、恒例の幹事会が行われました。
今回は、黒崎支部長が欠席で、私が司会を担当しました。
やはり、みなさんと話の中心は、会員の話が中心です。
場所を移動して、鳴門うずしお会館で例会が開催されました。
報告者は、株式会社シケン 代表取締役 島隆寛氏でした。
職業は、歯科技工物の製造販売です。 業界大手の存在です。
例会のテーマの表題では、「企業変革支援プログラム」の
話を中心に報告をするような内容でしたが、実際の話を
聞いてみると、島さん自身の経営者としての取り組みや
現実的な課題などが、具体的に表現されていました。
大変、島さんの人間性が良く出た報告で、今回で私は、島さんの
報告を3回以上聞いた事がありますが、私の中では、一番心に響いた
報告内容でした。
徳島同友会屈指の報告者であり、経営者である島さんでも山のように
課題があるのだということが良くわかりました。
一番、心に残ったキーワードは、経営者は、どんなに外部環境が変化を
しても、会社を維持・発展していく義務と責任があるということです。
今回は、ゲストで参加をしていただいた中で、2名ほど入会に
前向きな人が居ました。大変、心強いひと時でした。
二人とも、例会終了後の懇親会にもご参加いただきまして感謝を
しております。
中小企業を取り巻く環境を変えていくための同友会運動をやっていく
ための担い手として、一緒に活動が出来れば、尚よいと思いました。
報告の中で、「イノベーションの中でのジレンマ」という話がありましたが、
フィルムメーカーのアメリカのKODAKと日本の冨士フィルムの比較で
報告をされたのが興味深かったです。
技術革新を追求する中、フイルムの世界的なシェア争いをしている時に、
デジタル化の波が波及している対応力の違いを本当に、自分の考えで
素直に述べているのが大変良くわかりました。
最大手のKODAKは倒産して、冨士フィルムはデジタルカメラにも対応出来たし、
医療系にも進出を成功しました。
3Dプリンターで、入れ歯が誰でも、作れる時代もそう遠くないでしょう。 その時に、
島さんの会社はどう中小企業の立場で、変化に対応が出来るでしょうか?
誰でも持っている本当にジレンマに陥りそうな課題を、見事に報告しきっていただいたのは
感銘をしました。ありがとうございました。
例会終了後、高速鳴門バスターミナル前のレストラン「ココクラブ」にて
バイキング形式の食事を取りながら、参加者と素晴らしいひとときを
過ごせました。