マルセイユ食堂 南仏楽笑伝

南仏はマルセイユより、海とワインの美味しい生活便。ただ今1880年代のアパート改装中なり。

Chateau Simone

2009-11-26 | 藤丸ワインリスト
 サント・ビクトワールを眺めながらの初体験ゴルフの後・・・私達が向かった本命の先とはエクサン・プロヴァンスから東に数キロのPaletteのカーブ。そう・・・Paletteと言えばこのカーブしかないっしょ。そう、南仏を代表する歴史あるカーブ。Rougier一族率いるChateau Simone様(パレットは20ヘクタール位の小さなアペラシオンです)昔昔、6年位前に一度訪れたことはあったのですが、今回久しぶりの再訪問となり嬉しぃーーーー

 受付してくれた女性の<うちはワインの生産量も少ないので試飲も出来ないし、カーブ内を見るのも無理>と初めにガツンと言われたときは、ドン引きしましたが、、シモーヌの生産量の少なさは有名ですので、、仕方ないでも、カーブは見たかったな・・と思って話続けてたら、盛り上がり、最終的にはカーブ内を少し見学することができました

 ここの石灰質土壌、50~70年という樹齢から作られるワインは、赤はグルナッシュ、ムールヴェードルを主体にサンソーのアッサンブラージュ。大樽にて熟成させた後、小樽にて18ヶ月熟成。ここは、新樽にこだわってないのも素敵です。
 <Chateau Simoneを飲むなら白赤は良くない!>とおっしゃるカーブの人もいらっしゃいますが・・私は赤も素晴らしいと毎回感動するけどなぁ。。とても落ち着いていて、エレガントなワインというのが私のイメージ。そして抜群の知名度で、レストランでもお客様から<あっ!Chateau Simoneある?>と訪ねられるようなワイン。そして私が3年位前に、ミシュランのお忍び審査の人たちにサービスしようとして、痛んでたのもChateau Simoneのドゥミワイン(←二度と忘れまい・・)

 私の中でもとてもリスペクトするワインカーブです。いつか、、ここのワインをマルセイユ食堂のワインリストに加えたいのが本音ですが、、高い今回も2004年と2006年の赤と2007年の白を一本購入。ただ今我が家のカーブで熟成中です
 緩やかな丘を登っていく道から眺めた葡萄畑は、夕日に照らされそれは綺麗で・・ここに来てよかったなぁ。。と思わずにはいられませんでした。愛すべきプロヴァンスの大地っす。

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