春から夏に掛けては、父の学生時代のボート仲間が数人
日曜日にやってきました。裏庭に大きな物置があって、
其の中に入れてあったスカールというボートの練習用の
道具を出して、みんなで担いで海へ出かけていきました。
お嬢ちゃん達も一緒に来られるので、庭の芝生の上に、
折りたたみ椅子を持ち出しておままごとになりました。
毎週のように、いとこ達も来ていたので、昭和5年生まれが、
吉田さんのお嬢ちゃんの幸ちゃん,いとこの恵美ちゃんと
緑ちゃんと私、6年生まれが、幸ちゃんの妹さんと私の上の弟、
7年生まれが、加藤さんのお嬢ちゃんと,従姉妹の美智子ちゃん、
8年生まれが妹の薫という9人で、
庭の葉や花を取ってごちそうを作って楽しく遊びました。
、
一番上の昭和5年生まれが、6歳ぐらいの時でしたが、
そのくらいになると、おままごとをしていると、お父さんや
お母さんの様子をよく観察していて、
"お父さん夕べは、お帰り、おそかったですね。
何処で飲んでいらっしゃったの?”なんて言葉も聞かれて
それぞれのおうちのご様子が手にとるようにわかって、
面白いと思っていました。
(つづく)