中国爆撃機など4機が沖縄-宮古間を往復飛行
防衛省は25日、沖縄県の沖縄本島-宮古島間の上空を同日午後、中国軍の爆撃機など計4機が相次ぎ通過し、太平洋との間を往復飛行したと発表した。空自の戦闘機などが緊急発進(スクランブル)して対応、領空侵犯はなかった。中国軍機が南西諸島を超えて太平洋に進出したと確認されたのは7月、9月に続き3例目で、4機は最多。
同省によると、Y8早期警戒機型1機と、編隊を組んだH6爆撃機2機、別のY8早期警戒機型1機が相次ぎ飛来。それぞれ沖縄本島から南の太平洋上で旋回するような動きをし、東シナ海側へ引き返した。