「中国はうそつきだ」石垣市民の怒り 海保幹部は水平線を見つめつぶやいた

2014年12月09日 11時48分32秒 | Weblog

船尾に掲げられた日の丸が海風を受け、南国の空にはためく。中国当局の船が領海侵犯を繰り返す尖閣諸島(沖縄県石垣市)から約170キロ。石垣島にある石垣海上保安部は尖閣警備の前線基地だ。停泊中の高速巡視船内では乗組員たちがせわしなく動き、24時間態勢で「出動」に備える。

 「現場へ急行するには速い方がいいが、船体が軽いからよく揺れる。船酔いする乗組員もいる」

 海保関係者がそう打ち明ける軽合金製の巡視船「よなくに」は27ノット(時速約50キロ)以上の俊足を誇るが、「国境の海」での任務の労苦は並大抵ではない。

 30ミリ機関砲や放水銃を備えた甲板から、2隻の巡視船が見えた。それぞれの船体に、「わかさ」と「えとも」の文字。舞鶴(京都府)と小樽(北海道)の海上保安部から派遣された応援部隊だ。

 だが、運用は綱渡りだ。中国漁船によるサンゴ密漁問題で揺れた小笠原諸島(東京都)に加え、北方領土(北海道)や竹島(島根県)周辺など重点警備海域はいくつもあり、海保は「多正面作戦」を迫られている。

 平成27年度までに尖閣警備専従の巡視船10隻を配備する計画が進む。今月3日には新造巡視船「かびら」が就役。約600人の海上保安官を配置していくが、海保幹部は水平線を見つめ、つぶやいた。

  「船乗り10年という。人はすぐに育たない。船は増えても人材が足りない」

午前8時前、石垣市の漁港に到着した漁船から、氷漬けのキハダマグロがクレーンで水揚げされた。石垣島から南方の波照間島沖合で取れたものばかりだ。

 黒潮が流れる尖閣周辺は「宝の海」と呼ばれてきたが、中国公船が出没する「危険な海」へと変貌。尖閣周辺で操業している日本の船は今、ほとんどない。

 昨年11月には尖閣上空を含む東シナ海に中国政府が一方的に防空識別圏を設定。マグロはえ縄漁船の船長、座波幸次(ざは・こうじ)さん(53)は「近ごろは様子が分からず、尖閣には行かない」と顔をゆがめた。

 マグロはえ縄漁の漁師、下地宏政さん(45)は、豊かな漁場が脅かされているのに何も変わらないことに憤っている。

 尖閣諸島は24年9月、民主党政権下で国有化されたが、一時、島の購入に動いた東京都には、購入や利活用のため、全国から約15億円の寄付が集まった。

 寄付金は具体的な活用策が打ち出されれば国に託すとして、25年3月に基金化されたが、たなざらしのままだ。

地元の漁業関係者らは船溜(ふなだまり)(避難港)や通信施設の建設を求めているが、下地さんは「誰も動こうとしない」と嘆く。

 怒りの矛先を昨年4月に締結された日台漁業取り決めに向ける「海人(うみんちゅ)」もいる。1人で漁船を操る漁師の袴田卓さん(31)は「こんなことになるなら破棄した方がいい。すべての漁場をあげたようなものだ」と怒りを隠せない

 日本の排他的経済水域(EEZ)内で台湾漁船の操業が可能になり、日本漁船の仕掛けた網が台湾漁船によって切断されるケースが多発した。日本としては中台連携にくさびを打ち込むための協定締結だったが、石垣の漁師は多勢に無勢で近づけず泣き寝入りしているのが現状だという。

11月には日中首脳会談が実現したが、石垣島の喫茶店で働く女性(56)は「今日は良くても、明日は何といってくるか分からない。中国はうそつきだ」と不信感を露わにする。

自衛隊の活動を支援する八重山防衛協会会長の三木巖さん(72)は、こう強調した

 「中国を刺激しない方がいいという意見もあるが、刺激されているのはこっちの方だ。日本の安全保障の根本が問われている」

 日本の領海、そして海洋資源を守るために不作為が許されない事態になっているのは、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺だけではない。中国漁船によるサンゴ密漁問題が問題化した小笠原諸島(東京都小笠原村)では、大小30の島々によって日本の排他的経済水域(EEZ)の3割が形成されているが、普段、地元の海上保安署に配備されているのは、わずか5トンの警備艇1隻のみだ

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HANAUTA  お気軽にお立ち寄りください 店主

2014年12月09日 10時12分28秒 | Weblog

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民主党の選挙カーが歩行者2人をはねたことが判明

2014年12月09日 09時33分14秒 | Weblog

民主党の選挙カーが歩行者2人をはねたことが判明

    http://youtu.be/lWdOpIZ6wGk   仙台市青葉区

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マナーが悪い日本人が他国のマナー問題を笑う資格はない(日)

2014年12月09日 09時08分36秒 | Weblog

マナーが悪い日本人が他国のマナー問題を笑う資格はない(日)

             http://youtu.be/7MfI4BFmBpA

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新幹線運行

2014年12月09日 09時06分36秒 | Weblog
<map id="Map" name="Map"> <area shape="rect" coords="882,6,993,33" href="http://rd.nikkei.co.jp/ad/access/hightech2012/official/u=http://www.hitachi-hitec.com?cid=13:21:34:47:00:00:71" alt="日立ハイテク" target="_blank" /> </map>
新幹線運行の「いま、ここ」 特集 社会を豊かにするハイテクソリューション07 高速鉄道輸送における世界最高水準の安全を担保する検測技術

1964年10月1日、日本における高速鉄道輸送の歴史が幕を開ける。最高速度210㎞/h、東京-新大阪間を4時間で結ぶ東海道新幹線の開業だ。その後、山陽新幹線や東北・上越新幹線を整備するに至り、新幹線鉄道網は全国8路線に拡大する。現在、新幹線による1日当たりの輸送人員は平均90万人を突破し、東京駅を発着する新幹線だけでも1日に600本を超える。注目すべきは、開業からこれまでの49年間、新幹線は鉄道事業者側に起因する乗車中の死傷事故をただの一度も起こしていないという事実だ。背景には、新幹線の安全運行を支える“検査用新幹線”の存在があった。

『East-i』(イースト・アイ)の愛称で親しまれるE926系。正式名称は「新幹線電気・軌道総合試験車」 [提供:JR東日本]

『East-i』(イースト・アイ)の愛称で親しまれるE926系。正式名称は「新幹線電気・軌道総合試験車」
[提供:JR東日本]

新幹線の安全運行を支える電気・軌道総合試験車『East-i』
東日本旅客鉄道株式会社 新幹線運行本部 施設指令室 室長 桑原克也

東日本旅客鉄道株式会社
新幹線運行本部 施設指令室 室長
桑原克也

 「当社管轄の新幹線運行路線では、国内営業最高速度320㎞/hに達する東北新幹線『はやぶさ』『はやて』をはじめ、総重量が最大1,000tを超える16両編成の高速列車が1日に327本*1走行しています。当然のことながら、その荷重や衝撃によってレールは歪み、変位します。この微小な変位が大きくなると、列車の乗り心地に微妙な変化を与え、さらに放置すれば走行安全性に影響が出始めるため、私たちは定期的に『East-i』(イースト・アイ)を運行し、レールや電車線を検査しています」。こう語ってくれたのは東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)の桑原克也氏だ。
 『East-i』は、JR東日本の新幹線鉄道網で活躍する「新幹線電気・軌道総合試験車」。新幹線の安全運行を実現するため、東北・上越・長野新幹線の標準軌新線は概ね10日に1度、新幹線と在来線の直通運転を行う山形・秋田新幹線、いわゆる「ミニ新幹線」路線は3カ月毎にレールや電車線の検測を行っている(図Ⅰ参照)。

 
レーザー光を用いたトロリ線(電車線)磨耗検出器 [提供:JR東日本]

レーザー光を用いたトロリ線(電車線)磨耗検出器 [提供:JR東日本]

 東北・上越・長野新幹線の検測経路は1日目が「仙台〜東京〜新潟〜大宮〜長野」、2日目が「長野〜東京〜仙台」、3日目が「仙台〜新青森〜仙台」が基本。検測パターンも主要駅のみ停車する速達タイプと各駅停車タイプ、その中間タイプと3つのパターンを織り交ぜている。これは、本線以外の通過線、待避線のレールまでもれなく検測する必要があるからだ。山形・秋田新幹線の検測経路については、それぞれ「仙台〜秋田〜仙台」、「大宮〜新庄〜大宮」となっている。
 電車線のチェックも重要だ。常にパンタグラフの押し上げを受けている電車線は、徐々に摺(しゅう)面が摩耗していく(図Ⅱ参照)。限界値を超えると断線する恐れがある。また、電車線がパンタグラフの特定部分にばかり接触していると、その部分だけがすり減ってしまう。そこで電車線の設備には、電柱毎に左右ジグザグに張るという工夫が凝らされている。この偏位が限界を超えないようにすることも電車線の検測のポイントである。
*1 2013年3月16日ダイヤ改正定期列車

 
図Ⅰ JR東日本の新幹線鉄道網

図Ⅰ JR東日本の新幹線鉄道網

図Ⅱ 架線(電車線)検測の測定内容

図Ⅱ 架線(電車線)検測の測定内容

 
時速275kmで走行しながら、コンマ数ミリの歪みや摩耗を検測
株式会社日立ハイテクファインシステムズ 社会インフラ事業部 事業部長 石綿 修

株式会社日立ハイテクファインシステムズ
社会インフラ事業部 事業部長
石綿 修

 注目すべきは、『East-i』がレールや電車線の「動的管理」を実施している点だ。動的管理とは、『East-i』を新幹線の営業速度で走行させながら、レールや電車線の状態を把握することである。実際、日中と夜間ではレールとレールのつなぎ目や、レールそのものに変位が生じる。終電の運行が終わった真夜中に、レールや電車線の状態を調べることは決してムダではないが、JR東日本が確保したい安全とは旅客を乗せて走る“営業列車の安全”。『East-i』が営業ダイヤの合間を縫って走行し、レールや電車線を検測するのはこのためである。
 この「動的管理」に欠かすことのできないコア技術が、レーザー光を応用した非接触のセンシング技術。この技術を用いた検測装置の開発で、時速275kmという新幹線の営業速度でのリアルタイムな軌道(レール)検測・架線(電車線)検測を可能にしているのが、日立ハイテクノロジーズの100%子会社である日立ハイテクファインシステムズ(以下、HFS)である。HFSは、公益財団法人 鉄道総合技術研究所やJR各社と共同で技術開発を行い、非接触のセンシング技術を確立させたことで、高速走行における軌道や架線の動的管理を飛躍的に進化させてきた。

 
図Ⅲ 光切断法を用いた光式レール変位検出器と測定原理

図Ⅲ 光切断法を用いた光式レール変位検出器と測定原理

 この技術の素晴らしいところは検測の精度にある。時速275kmで走行する車両から、触れもしないレールが0.3mm歪んでいることや、電車線が0.2mm摩耗していることがわかる。しかも、車両の振動やノイズ、電磁波をものともせず、それが悪天候などの厳しい条件下であっても安定的に検測できるというのだから驚く。
 HFSの石綿修氏がこう付け加える。「レール頭部面から一定の高さの場所とセンサー間の距離を、重力加速度の何十倍もの加速度が発生したり、大型台風以上の強風が吹く環境下でも安定して測定する技術に、長年培ってきた私たちのノウハウが詰まっています」(図Ⅲ参照)。また、データのアウトプットについても「検測装置に蓄積された生データのままでは役に立ちません。アルゴリズムに基づいて生データの判定、取捨を行い、お客様が求めるデータに加工するソフトウェアにも独自の技術が生かされています」という。

 
次ページ「日立グループとJR各社とのパートナーシップ」へ

 

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中国ネット「そもそも日本人はポイ捨てなんかしない」、中国紙「新幹線はなぜ清潔なのか」

2014年12月09日 08時30分59秒 | Weblog

中国ネット「そもそも日本人はポイ捨てなんかしない」、

  中国紙「新幹線はなぜ清潔なのか」  http://youtu.be/UirD3_fazoI

 上海で見た日本の幼児の行動に衝撃!

             「何かで激しく削られた感じがした・・」 http://youtu.be/msTNAcK3xaQ

 中国紙 中国人親子の日本旅行記、息子が若い女性にぶつかったけれど…

                                                               http://youtu.be/F0FVPHTXXgw

 訪日中国人が語る日本旅行の素晴らしさ「一生で一番素敵な思い出だ」

                                                           http://youtu.be/Dk0pVsns86M

 日本旅行で初めて知った、信じられないような日本人の美点

                           http://youtu.be/1svMXJObmvo

 日本と韓国を旅行した中国人、「この国がどんなかを実際に見て、誰が最もウソつきか考えて」   http://youtu.be/QmS3cggn4Jk

  マナーが悪い日本人が他国のマナー問題を笑う資格はない(日)

            http://youtu.be/7MfI4BFmBpA

 

 

                                                  

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世界最高レベルのタービン発電機 来年度から火力向けに発売 三菱電機

2014年12月09日 00時02分44秒 | Weblog

 世界最高レベルのタービン発電機 来年度から火力向けに発売 三菱電機

 三菱電機は8日、世界トップクラスの発電能力となる水素間接冷却式の発電機の開発に成功し、来年4月から販売すると発表した。世界で高まる液化天然ガス(LNG)火力発電所の需要に向け、同社の主力製品として投入する。

 同日、同社電力システム製作所(神戸市兵庫区)で新型発電機を公開した。発電機容量は世界最大級の870メガボルトアンペア(出力80万キロワット相当)で、発電機効率は99%と世界最高レベル。同方式で課題となる冷却性能は、冷却ガスの水素の通風路の見直しや絶縁素材の開発で大幅に改善した。大きさもクーラーの小型化などで最大直径4・6メートル、長さ13・5メートルと従来比で体積20%減、重さ10%減とコンパクト化にも成功した。

 新興国の電力消費拡大や先進国の設備更新など、国内外で大型火力発電所の需要が高まっている。出力60万キロワットを超える発電機は水冷式が中心だが、冷却水用の設備が必要で、コストやメンテナンス性に課題があるため、メーカー各社が水素間接冷却式発電機の性能競争を繰り広げている。福光裕之所長は「大容量コンパクト、高効率で、メード・イン・ジャパンの代表選手として世界で戦える自信作

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