【台北共同】台湾国防部は19日、台湾周辺で同日午前9時(日本時間同10時)以降、中国軍機延べ42機の活動を確認したと発表した。うち延べ26機が台湾海峡の中間線を越えたとしている。
防衛省は19日、ロシア軍のフリゲート艦1隻が対馬海峡を北上し、日本海に入ったと発表した。同艦は7月、中国艦と日本海で射撃などの共同訓練を実施。その後、中露の駆逐艦など計10隻とともに、日本周辺を共同で航行していたとみられる。海上自衛隊の哨戒機などが警戒にあたった。 同省によると、フリゲート艦は18日午前11時頃、鳥島(長崎県)の西約40キロの海域を北東に進んだ後、19日にかけて対馬海峡を通過した。 読売新聞
19日午前10時頃、三重県四日市市大矢知町の市道交差点で、自転車に乗っていた近くの中学2年の男子生徒(13)が、左折する同県木曽岬町の会社員男性(63)の大型コンクリートミキサー車に巻き込まれた。男子生徒は病院に搬送されたが、全身を強く打ち、まもなく死亡した。
三重県警四日市北署によると、男子生徒は横断歩道を渡っていた。男性にけがはなかった。同署が詳しい原因を調べている。
読売新聞
世界自然保護基金(WWF)ジャパンは9月から、静岡県西伊豆町の沿岸で、海に流出してごみになった漁具「ゴーストギア」の調査に乗り出す。海洋プラスチックごみ問題の一因とされるゴーストギアの実態を把握することで、海洋汚染の防止や持続的な水産業の発展につなげるのが狙いだ。
海中にとどまったプラスチック製の漁具は自然に分解されずに漂い続けることからゴーストギア(漁具の幽霊)と呼ばれる。WWFジャパンによると、荒天による流出や海底の岩などに引っかかる根掛かりなどが原因で発生し、魚や海鳥が網に絡まったり、船のスクリューが巻き込んだりして、海の生態系や漁業に悪影響を及ぼすという。 環境省の2020年のまとめでは、海岸に漂着したごみのうち、ロープや漁網、ブイなどの漁具は重量ベースで4割近くに上るとされる。
WWF香港は19年にダイバーによる調査を開始した。WWFジャパンはこれを参考に西伊豆町と伊豆漁協安良里支所の協力で実施する。地元の熟練ダイバーが24年6月までに4回の潜水調査を行い、ゴーストギアを探す。発見された場合は漁協が回収し、町が産業廃棄物として処分する。伊東市でも同様の調査を計画しており、26年までに全国7カ所に拡大する予定だ。
WWFジャパンの担当者は「ゴーストギアは実態が分かっておらず、まずは調査してみようと、漁業者とダイバーの連携が取れている西伊豆町にお願いした」と説明。星野浄晋町長は「漁業の恩恵を受けてきた町。海をきれいにして後世に引き継ぎたい」と話した。【長沢英次】 毎日新聞
安全保障関連産業の研究開発を支援して先端技術を保護する「経済安全保障」が重要課題となる中、警察庁が経済安保の確保に向けた取り組みを強化している。警察幹部は「ロシアのウクライナ侵略で核戦争が絵空事ではなくなっている以上、軍事転用が可能な重要技術流出防止へ日本警察を挙げて本格的に舵(かじ)を切ったということだ」と力説している。
産経新聞
【キャンプデービッド=栗山紘尚、上杉洋司】韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は18日午後(日本時間19日未明)、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出計画を巡り、放出の妥当性を認めた国際原子力機関(IAEA)の包括報告書について、「IAEAの調査を信頼している」と述べた。キャンプデービッドでの記者会見で語った。
読売新聞