この度 わたくしが 申し上げたいのは
雪室とは 全く違う空間のことで ございます
もこっとしたダウンを羽織れば
世の中が 温たまるものと 勘違いしている殿方も
意外と多いようですが 良く考えてごらんなさい
スコップを振る度に 雪の欠片 ひとつ ふたつ
次々と 振り落つれば 涙の代わりに 独り言
かさっとした軽さとともに
引っくり返ってしまうこと 請け合い
だから こんなに 危険なことは するもんじゃあないと
何度も 申し上げたじゃあ ございませんか
軽トラックの荷台に 梯子ひっかけて
雪おろしするなんざ 言語道断
バサッと 振り落としたいんですが
今しがた 鴉は飛び立ったところなんですよ
どんな川の上を ゆららかに 流れて行くかと思うと
ちょっと楽しい雰囲気も 広がりますが 要注意
ドキリとする セリフ一つ残して 二人事
にゃあと啼く 先客もいるのですから 大丈夫
たとえ オールが 二本しか 存在せずとも
案外と 猫の尻尾は 強いらしいのですから
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写真 消雪パイプ
一度 積もった白き雪も
コヤツのおかげで 溶けたりも するもんダ
手作り詩誌は如何ですか
ミュウ 213.214号 完成♪
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