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あてどもなく歩けば
てっぺんに 辿り着く
そう 信じて
生きて来た貴方と
日々の潤いを
坂の下にある海景色から
心に得ていた私とでは
坂に対する
感覚が 違う
息を切らして
ゆっくりと昇る 存在なのか
自転車で 猛スピードを
体感する 玩具の一部なのか
坂の途中で立ち止まり
愛犬の落とし物を拾う
赤いスカートの少女には
分かるだろうか
彼女は 何時だって
坂とは 無縁だ
横道から
ふいと出て来て
振り返りもせずに
坂を後にするから
もしかしたら
十字を切った 此の道が
坂で在る事さえ
素知らぬ振り
其れは 不利だろうか
知らないこと
知ろうとしないこと
あなたにとっての事実は
何処迄が 真実でしょうか
有り難い事に
弧の町には 坂が多いから
日々 坂を下るだけだった私も
昇り続けて息切れ寸前の貴方も
坂には見向きもしない風の少女も
帰り道を待たずに
違う感覚を
味わえるのかも 知れないし
擦り抜けて 進むのかも 痴れない
進んでみなければ
分からないのです
首を傾げている間に
坂道が くるり 回転して
直線になる か どうかは
分かりませんが
銅貨を握り締めて
ドリンク一杯を所望する頃
街並みは 煉瓦色に
包まれて しまうでしょう
坂の多い町に
今日 降り立ちました
わたし、は
進みますか
居りますか
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
坂の多い町、と聞いて
真っ先に思い浮かぶのは 何処でしょう
私は 小樽です
祖父母が 住んで居ました
生前 祖母は
「小樽は 坂の多い町だから」
と 言っていました
初めて遊びに行ったのは
幼稚園の頃でした
別れ際に 電車のホームを歩きながら
線路に架かった 跨線橋で
見送ってくれる祖父母に向けて
何度も 振り返り 手を振って・・・
ホームにある柱に激突&大泣き
涙目で見た 祖父母の笑顔が
忘れられません
目の前の父母も
馬鹿だなあと 笑っていました
泣いているのは
私だけだったなあ
祖父母の家は
坂の上に ありました
えっちら おっちら
短い距離でしたが
祖母と その坂を行き来したのは
勿論 徒歩でした
祖母は 坂を下った先にあるお店まで
毎日 買い出しをしていた様でした
食材や 日用品を 買い込んで
重たい袋を両手に持って
其れが 当たり前の 生活
祖父母が車を運転する姿を
一度も 見なかったので
運転免許を持っていない
と 思い込んでいます
思い込みなのか
事実なのか
確か 後者だったと思いますけれど
真実は 墓の中(違)
私は 車ばっかり 使用しているので
徒歩のみの生活 と 想像することが
今は 考えられませんが
免許を返納する年齢まで
無事に永らえた時には
そうなる事もあろうもん、と
先々の妄想を 働かせています
一生懸命 妄想すっから
現実に成れよ~って、な
坂を下りた角に
お洒落な食器屋さんが ありました
お店に並ぶ 食器の中から
お気に入りのカップを 一組ずつ集めて
食器棚に飾るのが
祖母の趣味でした
店主の趣味が良く 選ぶのが楽しい
と 語ってくれました
「おじいちゃんと 二人分じゃないの?」
と 質問をした時に
「一組ずつが 良いの。
其れが お洒落なのよ」
と 笑っていた おばあちゃん
そんなもんかな~?
と思った記憶が
今 甦る☆ぱこーん☆
(表現!)
岩手の実家に引き取った後も
祖父母の部屋を訪れる度に
好きなカップを選んで
コーヒーや紅茶を御馳走に成る
何て贅沢な 時間だったろうか と
懐かしく 思い出します
悉く 物を壊すのが
得意技だった私
母には いつも
「アンタは粗雑だねぇ」と言われましたから
カップを手にする度に
壊しては イケナイ! と
何時だって
緊張しました
代わりのない
おばあちゃんの お気に入りだから・・・
祖父は 喫茶店巡りが趣味で
週末になると
祖母を連れて行ってくれたそうです
「小樽中の喫茶店に連れて行って貰った」
と 嬉しそうに 亡き祖父を偲ぶ姿が
印象的でした
祖父の事を 生前は「おじいちゃん」と
呼んでいた 祖母ですが
亡き後は (戒名の一部)さん、と
呼び名が 変化しました
祖父の座っていた場所に座り
笑顔で 祖母の話を聞くのが
定番でした
夫の転勤で 札幌在住だった期間は
たった一年
異動初っ端の春に
私の父が亡くなった事もあり
実際の在住期間は
二か月程 少ないです
まさか 一年で転勤になるとは
思っていなかったので
「札幌に 居る内に
祖父母が住んでいた 小樽宅 付近を
訪れて みたいなあ~」
と 思っている内に
気付いたら 相模原ですよ!
其れでも 7月には
札幌から 小樽を超えて
積丹半島まで
足を延ばして いるんですけど、ネッ
「しゃこたん」半島
と 読むらしく
カックカクの スカイラインや
ソアラが浮かんで仕方が無いのは 私だけ?
今の車ってば どいつもこいつも
まるん と 収まりやがって!(違)
写真 2015年7月
生憎の曇天でした~ 残念っ!
と、言うよりかは
私の傘姿が 雨を証明しておーる
札幌→小樽経由→積丹半島
帰路は ニセコ方面 ドライビング
積丹岬より
少し東側に位置する
日本の渚百選
島武意(しまむい)海岸トンネル
を超えた位置に
男女の後ろ姿ありて
何となく 今回の戯言イメージかな?
と チョイス
*
島武意海岸(しまむいかいがん)
北海道積丹町出岬町にある
日本海に面した海岸である。
地名はアイヌ語の「シュマ・ムイ」(岩の入り江)
に由来する。
積丹岬の突端から1kmほど東側に位置し、
断崖絶壁に囲まれながらわずかな浜辺を有する。
展望台までは歩行者が通行可能なトンネルを経由する。
展望台からは階段で浜辺まで降りる。
カモメやオオワシなどの鳥類のほか、
冬季にはアザラシも観察できる。
多くの奇岩と海の透明度の高さで知られ、
日本の渚百選にも選出されている。
*
確かに 雨天だったけれど
海の色は とても綺麗だと 感じましたヨ☆
北海道を斜め菱形とすると
左端の角あたりが積丹岬です
積丹岬から
海岸沿いに東へ進むと
朝ドラで有名になった (観てなかったけど)
余市→小樽→札幌 と なります
地図で眺めると
札幌も
結構 菱形の左端近くに
位置しているんですよねー
注意! の 看板を撮影した写真が
残っています
「6月29日の 島武意海岸・遊歩道で
熊のフンがありました。
通行する方は、熊除けの鈴やラジオなどを携帯するなど
十分注意してください。積丹町・余市警察署」
ギャーッ! 気を付けてーっ!
・・・って、あれから三年
熊の平均寿命って どれ位なのかしら?
*
熊の平均寿命
野生の熊の寿命は、
詳細なデータを取るのが難しいです。
野生では熊が大人になるまでに
天敵に襲われてしまったり、
病気などで死亡するケースもあります。
日本にいるヒグマは、
平均寿命が20~30年くらいです。
動物園で飼育されている熊は
さまざまな種類がいますが、
野生に比べると長寿な熊が多くいます。
平均寿命よりも長く生きるケースがあり、
40年近くまで寿命を延ばす熊もいます。
人気のあるパンダも熊の種類ですが、
動物園では30年の寿命が平均です。
*
ギャーッ! 気を付けてーっ!
(二回目)
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