不来庵書房 裏庭倉庫

不定期更新・内容雑多・未確認情報散在
基本的に、小生の琴線に触れたニュースを集めただけです……
雑記・雑感も少々。

【パリ五輪】長野県出身の出口クリスタ選手、カナダ代表で柔道金“ムキムキ信州美女”が脚光浴…

2024-07-31 | Sports
まずは金メダルおめでとうございます。

国籍については言うのは野暮というものかと(どちらも選べるのならば吾人の自由というべきこと故)

ながのけん、冬季五輪ですとそれなりに盛り上がるのですが(白馬や飯山あたりなら少なくとも学年に1人くらいは五輪強化選手がいたりしますし)、夏季種目はばらけるだけに(カヌーやフェンシングあたりは出たり出なかったり)珍しい出来事かと。

まあ、80年代前後くらいの「プレ大会や世界選手権で優勝し、メダルを期待された選手がプレッシャーで潰れて本領発揮できず」なパターンからは隔世の感が。

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ハリス氏、黒人女性票固め「未来のため戦う」

2024-07-25 | にゅうす
トランプ氏狙撃され負傷、のあまりにも絵になるシーンで、今年の米大統領選挙は決まったかな、と思っていたのですが、わからないものですね。

バイデン米大統領が大統領選挙から降板、代わってハリス副大統領が米民主党の大統領候補を目指す、との報道から数日。

そもそもアメリカ副大統領は上院議長以外の役目が少ないので政治的な功績を残しづらいのですが、ハリス氏の場合更に「ぽりてぃかる・これくとねす」な要素が四倍役満くらい満載な上舌鋒鋭い人物(本邦でもどことなく似たような政治家さんが散見されますな)、ホントに大丈夫?とみなされていた、と認識していましたが。

バイデン現大統領が降板しハリス副大統領が、となるや、先の都知事選で某候補が出馬を表明した途端あまり評判が良いとは言えなかった現職都知事への支持が暴騰した故事(というほど古くもないですが)を想起させるようなハリス旋風。但し、世論調査ではロイターがハリス優位、他の調査では現在のところややトランプ氏優位、程度のようです。

加えて、トランプ陣営の副大統領候補ヴァンス氏が失言かましたこともあり、どうなることやら予断を許さない状況になってきました。

ここから双方莫大な資金をぶち込んでの宣伝合戦になりますが、肝となるのは大統領候補同士の公開討論会。古くはJFK vs ニクソンの討論会で、討論内容はむしろニクソンの方に分があったのに(実際、ラジオで聞いていた人々はニクソンに軍配を上げていたといいます)TV中継での見た目の違いからケネディに支持が集まったという故事からすると、致命的な失言をした方が負けるのかもしれません。

トランプ氏はどうにも揚げ足取りに終始する印象が強いので、実際に討論会を開いてみるとハリス氏に持っていかれる可能性はありそうです。
ただ、ヴァンス氏のバックボーンにあるような「ラストベルトで貧困にあえぐ見捨てられた白人たち」の支持は絶対にハリス氏に向かわないでしょうし、ハリウッドや西海岸的なWokeな人々の支持もトランプ氏には絶対に獲得不能でしょうから、それ以外の中間的な層をどこまで双方が獲得できるかを見ていきたいと考えます。



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1兆円の“国家プロジェクト”はなぜ失敗したのか?MRJ関係者の証言:ガイアの夜明け

2024-07-21 | にゅうす
往年、YS-11のときは曲がりなりにもアメリカの型式証明を取って、輸出もできていたのですがねぇ。
同時代ですとホンダジェットはベストセラーとは言えないまでも中々の売れ行きとか。

WW2の頃の航空技術者は世界に通用していたのですが、その後一から航空機を開発する経験が不足気味だったのかもしれません。
戦後、設計から純国産機といえば
 T-1、T-2/F-1、T-4 富士重工
 PS-1/US-1、US-2 新明和
 MU-200、MU-300 三菱重工
 YS-11 日本航空機製造
 ホンダジェット 本田技研

”国家プロジェクト”と言う割に、あまり国の支援を得られていなかったのが大きいかもしれません。とはいえ国がちょっとでも意に染まない動きをすると税金の無駄遣いがー、な声でSNSが炎上するご時世、何かと難癖がつきやすい動きは政府としても難しいのかもしれません。

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70歳クロマティ氏が電動車いす姿で登場「バンザーイ!」パフォーマンスで盛り上げ球場一体に…

2024-07-16 | Sports
何とも懐かしい。

1980年代、まだまだ野球シーズン中はTVで巨人戦の中継がデフォだった頃。
広島や大阪、名古屋はともかく、地方の小学生なら巨人のスターティング・オーダーだけは空で言えた時代の最後ころでしょうかね。

クロマティさんは他の漫画ネタにもなっていたりしましたっけ。
『魁!!クロマティ高校』(野中英次)((これは本人が訴訟しようとしたとか)や、ゴルフ漫画でも『クロマティ・ハラショー』(篠田アキヒロ/小池一夫)なる、「ソ連初のレッスンプロ」と名乗るロボットがゴルフを教えるものがあったような。こちらは思いっきり「4番・センター・クロマティ」とコールされた後野球のバッティングを見せるシーンがあったように記憶しています。

江夏豊さんも車椅子。まあ、なんというか、時の流れは・・・

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続『響け!ユーフォニアム3』

2024-07-16 | ドラマ
さて、本作について追記。正直なところ、まだ気持ちの整理がついていないままです。

ユーフォ奏者の末端&社会人でもコンクールに奏者として出るという重病人(笑)故に、色々と思うこともありまして。
(指揮で出たことも1回だけ)

原作改変の見事な例ではあるが賛否両論という本作、とりわけ第12話。
3年間北宇治高校で頑張っていた主人公・黄前久美子さんと、吹奏楽の強豪・清良女子(モデルは明らかに精華女子、同校は高校吹奏楽界の極超名門)からこの春転校してきた黒江真由さんの、全国大会におけるソリ(Soli。単奏、ソロと違い他の楽器も重要な役割を果たしている。今回はトランペット(高坂麗奈)とのデュエット)の座をかけたオーディションについて、原作小説では久美子部長・アニメ本作では真由嬢が担当となる、というあらすじです。

原作者・武田綾乃先生も公認の変更ですし、久美子部長たちが1年生当時トランペットソロの座を3年の中世古香織さんと麗奈嬢が争った故事のセルフオマージュ(誰がどう聴いても麗奈嬢の方が上、ただし3年だから香織嬢が吹いても多分文句は出ないし全国にも行けただろう、という程度の差)でもあります。1年のときは再オーディションの後の部員の挙手(アニメ第1作では、香織嬢には当時2年の吉川優子さんだけ、麗奈嬢には久美子嬢だけが挙手)でも決まらず、香織嬢が自ら辞退する形になりました。
今回は部員の投票は全くの同数、最後に麗奈嬢の一票で決まる、という展開。聴いてみても真由嬢の方が技術的に正確なのですが、久美子嬢くらい吹けていればあとは好みの問題と言っても角は立たないと感じます。
・・・作中、このシーンはブラインド・オーディション(海外一流オケでも採用、これにより女性奏者の採用が格段に増えたといういわくがあったり。斯界に女性だから落とされる、というジェンダーギャップが実在した傍証ともなった)で行われましたが、毎日合奏やパート練習で音を聴いている2人の部活内オーディションにどこまでブラインドの意味があったのだろう、と、思わなくはないです・・・

作劇上、麗奈嬢が真由嬢を選んだ方がよりドラマとして「正しい」のかもしれませんし(麗奈はん、あんたはんが1年生のとき香織先輩にやったことやろ、と言われても抗弁できないでしょうし、実際その後泣きシーンが・・・・・)、各キャラの設定や性格に沿うのはこちらの方なのは理解はできます。が・・・・・・

ええ、何も創作世界のクライマックス直前でまで現実世界で普通に起きているようなアレコレを見せられなくてもいいじゃないか!と、叫びたくなりました。
(本番直前にキミ、Aさんと交代ね。とか、コンクール当日のチューニング室で「そこの部分、今日は吹かなくていいよ」と言われるとか。ま、自分の腕前のせいなのでそこに文句をつける気はないのですが、悔しい気持ちになるのは仕方なかろうと)

おそらく、この変更に納得できていない人の中には『響け!ユーフォニアム』という作品の解像度が高すぎて痛い、という人も結構いるのかもしれません。高校時代吹奏楽部員だった大人たちで、その後も楽器を吹き続ける人は恐らく数%。サンプル数が少ないことは承知で私の高校時代の先輩後輩を数えると、確実に10%を切ります(私の代限定で言うと2割超え、但し元々の人数が前後の代に比べ極端に少ない(卒部時1桁))。コンクールに血道を上げることなく楽しくゆるく活動していた人たちもいるでしょうが、全国大会出場を真剣に目指していたような吹奏楽部にいた人たちは、『響け!〜』の描写のどこかが心の古傷を抉るのかもしれません。
・・・・・・高校時代、吹奏楽部だったけれどコンクールとは無縁に活動していた愚妻はこの展開を「大変ねぇ」で済ませていました。私の反応がかなり過敏に見えたようです・・・・・・
・・・・・・なお先輩(男性)の場合、先輩の息子さんも吹奏楽部だったのですが、息子さん高校3年生のときの県予選前に「父さん、最後のコンクールに出る気持ちってどうだった?」と訊かれ、言下に「代表になって支部大会、全国大会に出ることしか考えていなかったから最後のコンクールなんて思って出たことはない」と答えたとか。先輩が高校時代の頃の鬼の上級生っぷりを思い出すと共に、県大会突破から10年単位でご無沙汰な母校の凋落(と言ったら失礼かもしれないが)振りに涙したものです・・・・・・

過去作と同じく、多分恐らく近日中に劇場版が制作されるだろうと思いますが、soliについてこの辺どう処理するのかが観物ではあります。

それにつけても、中の人(声優さんはもちろんですが、この場合は各キャラの演奏担当の方たち)の演技がすごいなぁ、と改めて思ったり。

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何を今更な『響け!ユーフォニアム』

2024-07-09 | ドラマ
一週間ほど時期を外していますが、アニメ第3期が終わったので。

『悔しくて死にそう』と悔し涙に暮れていても周囲が誰も理解してくれなかった少女が、仲間たちと共に『嬉しくて死にそう』と歓喜の涙を流すに至るまでの物語。
主人公の親友たる高坂麗奈嬢を中心においてみれば、そういう物語ではないかと。

高大社会人と吹奏楽を続け(社会人時代は結構ブランク多め)、大学&某市民吹奏楽団でユーフォ、高校時代にはユーフォ兼ドラムメジャーやってた身からすると、解像度が高すぎて“痛い“物語でしたから、若干ですが避けていた感はあります。
自分の愛機より年下のメンバーに「『響け!ユーフォニアム』、リアルですよね」と話しかけられた時に、「いや、僕からすると先輩がアノ方とコノ方で、後輩がカレとアレだよ?同輩はアイツとソイツ。察してくれや」と答えてかなりドン引き気味に同情された覚えがあります。
(楽団の長老格が高校時代実際に1つ2つ上の先輩(アノ方&コノ方先輩)だったメンバーや1つ下の後輩だったメンバー(カレとアレ)、元団員だった市内オケで吹いている同輩(アイツとソイツ)、という組み合わせ。ちなみにソイツさん(現役当時はコンミス)以外は男性、先輩と後輩はキャラ濃過ぎ・・・・・・)
なお、私の高校時代ですと入学当時は男子の方が多く、私の学年で男女同数、1つ下の学年から女子優勢に。学年全体でも男女比2:1でしたけれど、多分30代後半以下の年代の吹奏楽部経験者には想像が難しいくらいには男子比率高めでした。さらに遡って中学時代なら男女比1:2でしたっけ。

1期〜3期、及び劇場版各編を通して見て、黄前久美子部長の性格はまあ、ユーフォ吹きにありがちかも知れません。高坂嬢はホルンにもいそうなタイプで、トランペット吹きとしてはクラシック寄りな感じ(ジャズ・ポップス向きな性格には見えない)。塚本秀一くんはトロンボーンにありそうな性格なので、ホルンから転向して正解だったかも。

第1期・第2期(1年生編)に比べると随分と演奏シーン少なめでしたが、基礎練や合奏練習を延々見せられても経験者以外は喜ばないでしょうから(苦笑)とはいえ府大会と関西大会の自由曲のさわりくらいは聴きたかったかも知れません。特に、久美子部長と真由ママの演奏の違い。

第1期から一貫して、滝先生の指導はかなりリアルなので(全国大会高校の部に複数回出場経験のある指導者の方に振っていただいた印象と比較して)、本気で上位大会を狙っていた学校の出身者には色々クルかも知れませんね。
メタな話をすると、演奏担当のプロの皆さんの演技(演奏)、芸が実に細やかでした。

ちなみに2017年度吹奏楽コンクール全国大会で課題曲I(『スケルツァンド』)を演奏したのは現実では中高大一、全部門通しても6団体だけ。金賞は文教大学のみ、高校の部では平商業(東北代表)の銅賞1校だけ。この年の課題曲の中では難曲でした。一般に技術的に高度とされる課題曲Ⅴ(2017年は『メタモルフォーゼ〜吹奏楽のために』)よりも少ない次第。自由曲の『一年の詩〜吹奏楽のための』も難しい割に曲調的に金賞を取りづらそうな曲なので、よくまあ北宇治高吹奏楽部&滝先生は攻め切ったものだと思います。

ラストは黄前先生の挨拶で締めます。3期第1話冒頭の職員室で映し出された机上は、実は2024年4月の横前先生の机だった、という演出。教員生活3年目?な黄前先生、わりと板についた感じ。担当教科は何なのでしょう(松本美智恵先生は滝先生と同じく音楽らしいのですが、1学年7クラスの高校で音楽科が3人というのもちょっと多過ぎると思いますので)
多分滝先生が顧問を続けているのだろうと思いますが2015年度着任から数えて10年目に突入、京都府教育委員会の人事方針はどうなんでしょうかね。某県教委は実績のある顧問でも原則7年、最大9年で情容赦なく移動させますが(しかも後任についての配慮はほとんど無し)。

麗奈嬢はまだまだトランペットの修行中、葉月嬢と緑嬢は就職したらしいですが楽器を続けているのかどうかは不明。
麗奈嬢、滝先生に告白したいと語っていましたが果たして「滝麗奈」と名乗る日は来るのだろうか(早くしないと滝先生、本当におぢいちゃんになってしまうぞ)。
それよりは塚本久美子先生の登場の方が先な可能性が高そうです(秀一くんが久美子ちゃんを逃してしまわない限りにおいて)。


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