6年前の今日は、桜雨の気仙沼で、咲き誇る桜を見た。
震災から2年過ぎた、気仙沼の南町付近と漁港を通る。
(2013年4月26日撮影:気仙沼漁港 南町付近)
漁港対岸の陣山に、桜が明るく浮き出る。
港では、津波で浮桟橋が流され、連絡橋の部分が半分水没したままだった。
(2013年4月26日撮影:気仙沼陣山の桜)
南町商店街の方へ回ると、解体や片付けで、空き地が増えている。
駐車場所となっている所も、以前は建物があった。
商店街の脇は高台の浜見山で、その斜面に見事な桜を見た。
(2013年4月26日撮影:気仙沼南町)
現在、この辺りは大きく変わろうとしている。
大型施設の形で再開発される計画。
従来、ここで暮らしていた商店主が再建できてこそ、本当の再生。
町づくりは、そうした人々の生きる力を引き出すものであってほしい。