この前、朝の登校時に私がりょうちゃんの荷物を持っていたんだけど、校門前で別れる時に渡すのを忘れてしまい、駅の方に向かって自転車で走り出してしまった。
ほんの十数秒行ったところで荷物の存在に気づき、慌てて学校に向かってりょうちゃんを追いかけた。
りょうちゃんの背中が少し離れたところに見えたので、
「りょうちゃん! りょうちゃん!」
と呼んだけど、聞こえないようでどんどん歩いて行ってしまうので、結局、昇降口まで走っていってやっと追いついた。
おとといあたり、その時の話をしていて、「ママ、あの時、りょうちゃん、りょうちゃんって叫びながら走ってたんだけど、りょうちゃんが全然気づかなくて、今思い出すとおかしいよね〜」と言って2人で笑っていた。すると、りょうちゃんがポツリと、
「学校では、やめてよ」
と言った。一瞬、頭の中に、子どもの名前を叫びながら走っているオバサンの姿が思い浮かんで、あれは確かに恥ずかしいよね😖💦と思ったけど、念のため、「何をやめるの?」と聞いたら、
「りょうちゃんて呼ぶの、学校ではやめて」
と言われ、えーっ、そうなの⁉️ とびっくり。恥ずかしいから? と聞いたら、
「恥ずかしいよ」
だって。
そうなのね〜、いや〜、ママ、本当に驚いたわ。3年生って、もうそんな風に思う年なんだね。やっちゃんも、中学生の頃には、運動会などで親が学校で話しかけても無視したりしてたけど、だんだんそうなっていくんだなぁ。