四ツ倉から薄磯海岸へ
四ツ倉の道の駅の柱に貼り付けてある、子どもたちのメッセージタイル「四ツ倉は負けない」「続けていく事が絆を生んでいく」
道の駅は3・11前は木造だったが、以降は鉄骨の頑丈な建物に建て替えられた。入り口付近に植樹された「希望の木」
薄磯海岸のガラ花(その頃はまだ瓦礫があったところに描かれた花の絵)
案内して下さったEさんからお話をきく。Eさんの家は65年続いた家。昔は漁網など漁の資材を販売する商いをしていたが、現在は海岸工事の資材等が殆どになったそうだ。
古くからの家は流され、今は近くに家を買って暮らしていらっしゃる。今もまだ実感がなく、何を失ったかが最近になってようやく思い出されると言われた。ああ、あれもない、これもないと少しずつ実感を伴い思い出すと・・・。
身近な者どおしでは、みんな同じなのでかえって話せないそうだが、私たちには、たくさんお話をしてくださった。
「復興」のかけ声はあれど、人々の気持ちはまだまだ、そのずっと前にある。また、来よう、と思いながら、帰路についた。 (E)
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