「2011年当時、南相馬市の小高商業高校校長だった齋藤氏。地震と津波と放射能の三重苦に見舞われたあの日の出来事は、詩人のその後の大きく左右した。2013年刊『汝は、塵なれば』2018年刊『夕焼け売り』の2詩集は、原発事故で故郷を追われた苦しみを深く引き受け、消えない傷や痛みとともに現在へ、未来へと問い返すものだった。今作では各詩末尾に付された反辞が、未だ終わらない煩悩や怒りとして表されている。汚染水を処理水とはぐらかす欺瞞こそ、今日までつづく現実の姿であり、「ここには、まだ苦しみの水があふれている」。・・・今こそ届けたい一冊だ。」『現代詩手帖』2024年6月号より
OJONCO館に設営された「治療院カフェ」、3月10日グランドオープンしました。
https://blog.goo.ne.jp/chiryoin-cafe
毎週土・日に営業してます。(月・火・水・木・金 定休)
好評につき、坐禅の会を開催します。
2024年6月23日7時〜「朝の坐禅会」
東京連絡先:tanemakinet@gmail.com
も受け付けます。