福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

【記事】福島から避難して・・・

2016年11月24日 | ニュース

すでに報道等でご存じかと思いますが、福島から避難している方々が困難な生活を強いられ、身も心も傷ついて、将来も見えないまま、混沌とした日常を過ごされていることが心痛みます。話が飛びますが、11月16日国立の佐藤市長が、執務しながらのがんの闘病生活の末亡くなられました。種まきネットの活動も応援して下さり、マイノリティの人権を守る姿勢を貫いた市長でした。佐藤市長の最後の言葉、「平和市長会での発言」が告別式で披露されました。その中に「日常の連続こそ人類の争いを回避する唯一の手段である」という一節があります。日常から福島を想う気持ちを持ち続けたいと思います。2月にシンポジウムを開きたいと思っています。またご案内します。

こんな狭い日本の中で、情報はとても偏っています。

子どもも大人も知らないですまされていること、そのためにしてしまうこと。

学んでいないためにしてしまうこと。

自分と他人を優劣で見てしまうこと。

福島原発事故から5年たった今、私たちはそこからまだまだ学び続けなければならない多くのことを抱えています。

ここで起きていることは、「福島」だからではない私たち自身が抱える日常の課題として、潜在しているものをあぶり出しているのだと思います。

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故佐藤国立市長の最後の言葉も載せます。

  「平和・人権行政の使命」

平和・人権は普遍的な人類のテーマである。

私は 市民から選ばれた一為政者として

この壮大なテーマから逃避せず 未来に向け 挑戦する。

私は 平和と人権を尊重し これを声高に主張することで

自己に 責任と義務を課さねばならない。

日常の連続こそ 人類の争いを回避する唯一の手段である。

私は すべての市民が地域で幸せに暮らせるよう

市民の命を守り抜く決意である。

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ご冥福をお祈りします

 


11/6 くにたち秋の市民まつり

2016年11月12日 | 国立市

11/6 くにたち秋の市民祭

オープニングパレード

 

さあ出店準備

ざくざくも沢山作ったよ!

有機野菜たっぷりのザクザクと新米のおにぎりはベストマッチング!

売り子No.1のKさん張り切って販売開始。「種まき通信」忘れずにお渡しします。

ザクザクがいいにおいでお客さんを呼びます。

今年は新しいメニュー、三色丼・親子丼・ロコモコ丼 

おかげさまで、終了時刻前に、早々と完売!!

ありがとうございました~!!

 


10・29馬場さんとお豆腐づくり、そして明日11/6はくにたち秋の市民祭

2016年11月05日 | 国立市

黒豆を粉にして煮たものをザルで漉しています。そこににがりを入れて固めます。

真っ白でないお豆腐になんだか親しみを覚えます。

ザル豆腐です。みんなでスプーンですくって味見。

そして馬場さんはトマトも自然栽培で作って、ジュースにもしています。

「これ一本1500円。特別な時に飲んで下さい」

コップに入れたトマトジュース。サラッとしてトマトくさくない。でもトマトだ!

1本1500円のトマトジュースにみんな一瞬驚き!でも大事に飲むんだね。

まんまる食堂のオーナーシェフ(右)と有機ネットの専従(左)のお二人

さあ、お食事もできました。お待ちかね。

真ん中に昔ながらの黒豆の煮豆。食材は全部福島産。

お豆たっぷりのミネストローネ。

そして最後は山ほどできたおからの煮物。黒豆のおからなんて初めて!もったりしてなくて、ザラッとしてさっぱりしたおから。いくらでも食べられそう。

 

最後は「打ち豆」。大豆を木槌で打って潰して保存食にします。

福島や新潟の煮物や汁物には大概入っているものです。

昔はこの大豆を打つ仕事は子どもの仕事だったそうです。

さて、こうして福島の元気な味を堪能した後には、広く福島の味を知ってもらう明日の市民祭。「ざくざく」の仕込みが進んでいます。ぜひお楽しみに食べに来て下さいね。お待ちしています!