さあいよいよ、福島から子どもたちがやってくる!
去年同様、心使い細やかなSIさんが、手作りの飾りで洗面台を、夏らしくかわいく飾ってくれました。無機質な学校の洗面台もこうすると楽しい場になります。
これはなにをしているかというと、蚊取り線香の変わりになるものを作っているのです。蚊取り線香のにおいや煙のきらいの子どものために、ペットボトルに水と酵母をいれて二酸化炭素を発生させると蚊が集まって中に落ちるのだそうです。エコな蚊取りです。さあ、どのくらいとれるかな?
そして大人たちは、何やら雲行き怪しい空を見ながら、今夜の流しそうめんが雨でもできるようにテントはりを開始。
こちらは流しそうめんに使う竹の節削り。おなかがすいた子供たちがイライラしてはいけません。そうめんが節にひっかからないように、入念に削っています。
エコな蚊取り製造中に、蚊がすでに登場。仕方ないから、とりあえずやっぱり香取線香も使おう。・・・
さあ、もう少しで福島の子どもたちが到着する。厨房の準備は万端!!
みんなが集まる、場所の設営もばっちり!今回は8チームを大きく4チームずつに分けて「夏の花チーム」と「ハーブチーム」にわけました。
それぞれ4チームずつ、素敵な名前がついてます。このテーブルは「ハーブチーム」のグループ「タイム」のテーブルです。
これはスタッフの賄いの昼食。味噌汁が美味しそう! さあ、そろそろ到着か?賄いの昼食食べながら待ってます。 和太鼓のワークショップをしてくださる皆さんも準備万端。
学生さんたちは歓迎の横断幕製作!色とりどりの文字にようこそ!の気持ちが表れています。お花のいしおりは子どもたちと作る予定。
さあ、横断幕もできました!3日間取材に入った多摩テレビのスタッフさんもいます。
やってきました!!福島の子どもたち!渋滞で2時間も遅れて、ようやく到着!!よく来たね!お疲れ様~~!!
澤登先生の歓迎のあいさつの後、一休みした後は、早速プログラム開始。和太鼓のワークショップ。ズーンと体育館に響く太鼓の音は体に元気を吹き込んでくれます。
そのあとはペットボトルのボーリングをしたり、大画面でアニメを見たり、流しそうめん開始までひと時休憩。
さていよいよ流しそうめんの時間です!だし汁をおわんについで、あとはそうめんを流すだけ!うまく流れるかな?「流れた!流れた!」たくさん食べてね!
流す人は大変。竹にひっかからないように、そうめんをほぐしながら入れるのもちょっとしたコツです。サラダ、もあるから食べてね!「もう
「おなか一杯で食べられない」と子どもたちは流しそうめんに大満足!
さて、一夜明けて2日目の朝食。今朝はパン食。サラダ、ソーセージ、ゆで卵、ヨーグルト、パン、牛乳、トマトジュース、バナナ、アレルギーのあるお子さんにもいるので、一人ずつ、厨房もチームリーダーも気を付けます。
そして子どもたちは小雨交じりの中、近くの農家小林重一さん宅を訪れました。
残念ながら、そこには、筆者は言ってないので、省略。
一方、夕食のバーベキュー準備の開始。このバーベキューの炭は、多摩市民が市内の立木の灌木を集めて創った炭だとか。だから割る前はこんな風に木の枝そのまま。
小林さんのお家から戻ったみんなは、太陽のお話をききます。お陽さま役のお姉さんが太陽になって、みんなは太陽と影のワークショップをしました。
さて、お待ちかね!バーベキューに点火!!鶏肉に味をつけたり、炭に火をつけたり、大忙し! ワークショップの後はバーベキューが焼けるまでアニメを見ながら少々お待ちを。
ワ―!うまそー!炭でこんがり焼けた手羽肉はなんと美味!!たくさん食べよー! お祭りの屋台みたい!大人はいっぱいやりたいところ・・・ダメダメ!!
たらふく食べたら、最後は花火、それぞれ手でもつ花火をやった後は、「おやじの会」のお父さんたちが、ダイナミックに中庭いっぱいに<ナイアガラ> を見せてくれました。大歓声!!
3日目の朝、ラジオ体操で目を覚まします。 体操のあとは朝食。今朝はネバネバ丼だよ。オクラ、納豆、とろろ芋、ひき肉のそぼろが入った丼。みんなよく食べた!
食事も終わり、最後の会です。 みんなで寄せ書き。まだ書いてない子はいない?
お別れのご挨拶。福島市の学童保育「きんこん館」の指導員菅野さんと 三春町から引率してくださった橋本さん からご挨拶をいただきました。
お土産もらって、東京のみんなの手のアーチをくぐってバスに乗ります。雨の中でしたがみんな元気。また会おうね~~、元気でね~~と、バスが見えなくなるまで、みんなでてをふりました。
福島の子どもたちは、この後、サンリオピューロランドによって、お楽しみ、と昼食後、福島に帰ります。
その日の夕方、無事に帰り着いたと報告がありました。
過ぎてしまえば、あっという間の3日間。最初の予想の倍の人数の子どもたちを迎えて、どうなることやらと心配もしましたが、多くのみなさんの知恵と力で、大成功でした。
福島の子どもたちが繋いでくれたこの場に感謝し、みなさんの心こもったご協力に深く感謝いたします。
ありがとうございました!!またお会いしましょう!その日までお元気で!
初日8日の夜の夕食は「流しそうめん」です。流しそうめんを流す竹は、その都度作らないと古いのは割れてしまうそうで、この日のために、恵泉大の竹やぶから竹を切ってきて、作りました。
得意なおじさんたちに教えてもらい、中学生や恵泉の学生さんや、みんなで頑張って作りました。
まずは、切ってきた竹を適当な長さに切る。
切った竹を、縦に割る。これはこんなふうに、間に細い竹を挟んで木槌でトントン叩いて割っていく。切るのでなく割っていく。まさに「竹を割ったような」というのはこういうことかな。
中学生は、割った竹の中にある節を削り、やすりで節がなくなるまでこする作業。なかなか手間がかかる作業で根気がいります。そうめんが気持ちよく流れて美味しく食べれるようにするには、大事な作業です。あんまり一生懸命やって指の皮がむけちゃった子がいました。頑張ったね!!
さあ、明日はこの竹で流しそうめんです。みんな喜んでくれるかな?うまくそうめんが流れますように!!