福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

「てくてく農園」通信

2013年03月23日 | てくてく農園

ジャガイモの種イモ植えました。

いよいよ本格的に植え付けを始めます。先週始めたジャガイモの植え付け。今日は3種類のジャガイモを植えました。キタアカリ・紅アカリ、レッドアンデスです。種イモを小さいのは半分に、大きいのは4半分にして、30センチ間隔で植えていきます。K君も毎週手伝ってくれているので、だんだん手際もよくなり、作業も早くなりました。

  

     

 ↓ は大根の種まき(名前が「総太り大根」ですって!!)。          里芋用の稲わら

   

麦はどんどん成長し、こんなに元気!

さあ、何だかわかりますか?

左から、のらぼー、にんにく、春菊、スナックエンドウ、です。緑がやわらかい。生の春菊を摘んでちょっぴり食べました。香が強くておいしい。

    

途中から、北島さん父子も。ご自分の畑作業を終えてよってくださいました。つくと同時に雑草取りに手が動くのはさすがですね。

おかげで、雑草はほとんどきれいにとれました。ハーブの種があちこちに飛んでいろんなところに生えていますが、北島さんが、「それは虫よけになるな」というので、抜かずにそのままにしました。そのハーブも目に鮮やかな緑です。

 

 

「ちょっと待ってて」といって北島さんがご自分の畑に取りに行ってくださったネギ。

(帰ってからすぐに刻んでラーメンに入れて食べました。青いとこも残らず刻んで入れて食べました。やわらかくてうまい!)

今日の収穫は、春菊、花の咲いた小松菜、のらぼーです。どれも春真っ盛りの菜。どうやって食べようか、楽しみ!!

 

 

 

 

  


ふくしま県外避難者支援フォーラム

2013年03月22日 | 団体紹介

”広げよう つながろう 県外避難者ネットワーク”

3月20日(水・休日)に、アーバンネット神田カンファレンスで県外避難者支援フォーラムが開かれました。たねまきネットにも参加のお誘いがあったので出席させていただきました。会場は神田駅から徒歩2分程の便利なところですが、ちょっとわかりにくいところで、案内の方が看板を持って立っていてくださったので迷いませんでしたが、避難者の方を対象にする集いには、こういう配慮が大切だなと思いました。プログラムは以下のようです。

現在、県外避難者は57135名いらっしゃるそうです。そのうち東京には約7000名の方たちがお住まいになっています。そしてそれぞれの地域で避難者どおしのつながり作り、居場所作りに力を注いでいらっしゃる方たちのお話をきくことができました。

最初に、4人の方たちが作っているネットワークやつながりをつくるきっかけや経緯をおききしました。

木村さんは赤プリに避難されています。最初同行会を作ったときにはなかなか人が」集まらなかったが、今ようやく会員が増えてきた。最初の世話人は自分ひとりだったが今は4人で企画を考える。月1回の世話人会を開いている。交流会に行政の人をよんで話をきくのも、情報共有できてよい。

市村さんは富岡第2小学校でPTA会長をしていた。今は都営住宅に避難している。「とみおか子ども未来ネットワーク」は昨年2月11日に立ち上げた。PTAの保護者会のつながりがあり、携帯電話で連絡を取り合った。自分たちあの世代は子どもと自分の親との間にはさまって、どうしようか?と悩む世代。話す場がほしかった。子どもたちにとって大切な地域の関係がなくなってしまった。もとに戻すことはできないだろう。だから未来の地域をそうやってつくるか考えたい。3つの事業をしている。1、交流サロン、2、学習支援・つどい事業・・・3・11は卒業式だった学校がたくさんある。3、タウンミーティング事業を8回やった。去年は福島のビッグパレットでもやった。47都道府県全部に富岡の人がいる。全国各地でタウンミーティングをやっていきたい。

かん澤さんは郡山から夫と娘と避難してきた。6か所を転々とし赤プリについた。さわやか財団のことも知らなかった。母子避難の会を2011年6月に、郡山から避難している3人で立ちあげた。月に1~2回ランチとおしゃべりする会をもって、ブログに書いたらそれを見て口コミで増えていった。自主避難者は他の母子がどこにいるのjかわからないでいた。12月に自主避難者にも賠償を求める政府交渉に行ってみたらそこで知り合った支援者が品川・戸越に事務所を提供してくれて、居場所ができ口コミでだんだん人が集まるようになった。

鈴木さんは社会福祉協議会課長。荒川区はもともと東北出身者の多い地域。今福島の方は43世帯116名いらっしゃる。毎月変わる。2013年3月17日に原発から避難された方が洋服がほしいということから支援が始まった。24日には緊急小口資金貸付を始めた。荒川区は小さい町なので自転車が便利。自転車商組合からリサイクル自転車を提供してもらった。また住宅提供も受けた。9月には東京都孤立化防止事業に取り組み、交流会・個別訪問・飲み会もやっている。飲み会は男性の発案。その方たちが自主サロンも始めた。

以上のような活動を通して感じる「絆」、集まって話すことの良さは

・交流会でマスコミにない情報が得られる。・最初はみんなで大きな集まりを持つが、そのうちその中から小さな自主サロンができる。小さな交流会をコンスタントにやることで、関係が近くなる。・まずは自分の町の話をしたい。被災元の話と避難先の話と両方したい。人生の問題は10代60代も同じ。集まりはおおがかりにすると来ても話せない人が出る。話せなくては来ても意味がない。行政を呼ぶと質問攻めになって終わってしまうので最近は呼ばない。・特に「絆」を意識しない。事務所があるといつでもいける良さがある。そこに行けば誰かいる。人によって会いたい時間が違うので。他愛のない話で緩やかにつながりたい。避難者は支援者に「ありがたい、感謝してる」といいてくれる。住みやすい町といってくれる。でも、やはり避難者どおしになると「帰りたい」という話になる。それが本音と思う。

困りごと・心配ごとを解決するために、まずは「人」にかかわること。

今同行会は565人の会員。もっと多くていい。くれば誰かに会える。世話人も増やしたい。

一人暮らしの高齢者の方には傾聴ボラがよい。おしゃべりの中に困りごとが出る。」弁護士相談も特別にするのでなく交流会の中に弁護士に入ってもらい、何気ない会話の中で出てくる困りごとの相談に乗るというのがよい。そのまま家まで行ってくれる弁護士もいる。

何を相談してよいかわからないので、話の中で汲み取ってもらえるとよい。

ふるさとは懐かしむものではない。懐かしむふるさとはなくなった。故郷って、暮らしや家族があるから故郷だ。それがない今。新しいコミュニティを再構築するしかない。再建ではない。

ここで司会から、パネリストではないが居場所の紹介として「ふくしま オルガン堂 下北沢」が紹介されました。CSOネットワークの黒田さんがお話されました。種まきネットの協力のことも黒田さんが紹介してくださいました。

運営資金について

豊田さんからH725年度も、また県外避難者支援のための助成金がある。またボラサポも助成金を出していて5人集まれば任意団体で申し込める。こうした助成金を活用してぜひいろんな活動をしてほしい。

最後に「絆」づくりのために

お世話になるだけはいや。近くて簡単にいける居場所がいい。各j地に仲間がいるので問題を共有する場がほしい。「仮の街」という話があるが、仮の住民は仮の人生を生きなくてはいけないのか?!という人がいて、そうだなあと思った。帰る帰らないだけでなく第3のこたえ=自分で決めたこと、を認め合うことが大切でありルール。この選択のルールを守りたい。

以上,とても簡単にまとめました。エッセンスです。でもようやくこうした場がもてるようになり、それぞれが考えを述べ合う場がもてるようになったのだと感じました。

この後は地域ごとに分かれて交流。私は南相馬のテーブルに。原町に住んでいた方とお話ししました。大根かりんとうをご存じでした。家に帰った時にとった写真を見せてくださいました。ネズミの死骸の写真でした。家もちょっと行くだけで何もできないんだよね、と。

私たち地域でともに暮らす者として、日々の何気ないお付き合いが何より大事なのだと改めて思った次第です。


「てくてく農園」通信

2013年03月18日 | てくてく農園

「てくてく農園」の地主さん・北島薫さん宅にご挨拶

すでにお伝えしたように、今年度も「てくてく農園」の農地をお借りすることができました。有難い限りです。そのお礼に改めて北島さんのお宅に伺いました。

向こう側は竹林

自家用のらぼうとキャベツ

そして今年は息子さんも昨年1年みっちり農業の勉強をなさったと伺ったので、ぜひご一緒にやっていただけたらとのお願いもしに。

今日は2時から、毎週月・水・金に開催している「青空市」の日です。「青空市」は20年も続いているそうです。富士見台のJA(農協)駐車場や、北や南で順番に開催しています。地元の農家のお仲間でやっていて、2月10日のマルシェも、その「青空市」の皆さんの協力で実現しました。その「青空市」の準備にお忙しい中快く迎えてくださり、お家の裏の畑や作業場、そしてお稲荷さんもわざわざ開けて見せて下さいました。

          

近隣の農家と一緒に1980年(昭和55年)に豊穣を祈念してつくったものだそうです。

北島さんのお宅は谷保天神の並びの甲州街道沿いです。谷保天神から3分程の所です。はけ下を見晴らせる良い場所ですが、周囲は宅地となり建て売り住宅が建ち並び、その谷間となり、ビル風のような風が強くなったということです。今日も風が強い日でなおのことでした。

くにたちの農地と緑を守ることは容易ではないなあと感じました。ふくしまの農家と同時に、くにたちの農家さんともつながって、一緒に農業と緑をまもりたいなあとの想いを強くしました。

昨日オルガン堂で買ってきたお土産を持参したら、帰りに菜の花や珍しいお芋や山芋などを頂いてしまいました。恐縮です。でもこうやって昔は自分のうちにあるものをあげたり貰ったりしながら、助け合い支え合いながら暮らしていたんだよなあ、なんてふと思い出しました。昔のコミュニティの善し悪しはともかくとして、地域で人が心地よく繋がり会って暮らす暮らし方の知恵を私たちも見つけ出したいものだと思います。23日(土)10時~の作業日には息子さんにも来てもらえるよう伝えてくださるそうです。楽しみです。

 

 


「ふくしま オルガン堂 下北沢」

2013年03月18日 | 福島有機ネット

ふくしま オルガン堂 下北沢

オープンおめでとう!!

2日目のご招待に

お祝い!!ケーキをもって行ってきました。

                   

ケーキ入刀(?)オープン!おめでとう!!

ふくしまのシェフを中心にして用意された心のこもった美味しいふるさと料理と、お祝いに駆けつけた人たちの、ふくしまへの想いが一つになれる暖かいひとときでした。そしてこの船出の緊張も少しはともにできた気がします。

 

     福島県有機農業ネットワークの代表 菅野正寿さん のご挨拶

ふくしまから連日、有機農業ネットワークの応援団が交替で来ています。春の種まきや植え付けの忙しい時期に東京へ出てきて、新しいことを始めるのは、気力・体力・勇気のいることです。

      

   阿部店長は毎日藤沢から通勤   福島から常駐できている高松事務局長  福島から応援に来た山際シェフ

私たちも、ふくしまに頻繁に行くことはできなくても、オルガン堂までなら行けますね。オルガン堂で福島を感じて下さい。国立から中央高速で行き、高井戸で降りて、環七に出て大原交差点で右折していけば、すいてる時には30分で行きます。または、渋谷か経堂からバスで15分ほどです。下北沢からは徒歩12分ほど。

ご挨拶の後は恒例の”餅つき”

       

  まずは菅野さん。 喜多方から来た浅見さん、張りのあるいい声で餅つき唄を歌いながら威勢良く合いの手

                               

           まずは阿部店長                  菅野さんが合いの手

          

   ガンバレ!杵にくっついてはなれない?! よいしょ! 品川の区議さんも 

 

          長い棒でつく(、う~ん名前忘れてごめんなさい)つきかたもある。

                         

           美味しそうなお餅がつきあがりました。つきたてのきなこ餅におろし餅、堪能しました。 

  

最後の〆はこづゆ。ちくわと野菜のおつゆですが、このだしの味が絶品!!。小さな可愛い器で何杯もおかわりして食べるのだそうです。

21日までは食事はできなくて、お買い物だけになりますが、美味しいものが色々ありますよ。おでかけのついでにぜひ寄ってみてください。月.火が定休日、その他の日は12時~18時です。

     

 

     

 

      たねまきがプレゼントしたナチュランドさんのケーキも切り分けてみんなで頂きました。

 

 

 

 

 

 


「てくてく農園」通信

2013年03月16日 | てくてく農園

作業日和にみんなで肥料まき

去年Yちゃんのママが植えてくれたパンジーが、春の訪れとともに花を咲かせました。道ばたの看板の右下にかわいく咲いています。通ったら見てくださいね。

白菜の「失敗」作 らっきょう

先日の雨でいっきに麦が伸びました。今日は麦の畝に肥料をまきました。そして雑草取りも。

 

 

        麦に施肥                       にんにく

 

     これから植え付けする畝にも施肥          雑草取り   

 

                                     かぶ

       のらぼう ほうれんそう

お茶をしながら、次ぎの野菜の植え付けを早く決めてしまわないと、時期遅れになってしまうねなどとおしゃべり。今度は少し収穫も意識して、売れるものを作りたいね!と欲張って意気込みだけは十分。

  

昨日のオルガン堂での「ふるさとの味」交流会でも、福島県有機農業ネットワークの菅野正寿さんが、私たちが農園をやっていることを皆さんに紹介してくださいました。うれしく思って下さっているようです。「今度見せてもらいに行きますね。」なんて言って下さっているので、その時には、がっかりされないように作っておきたいものですが・・・。

  夏は草取りや水やりに手が必要です。皆さんぜひご協力を!

 

 


ふるさとの味 交流会 @オルガン堂

2013年03月16日 | 福島有機ネット

3月15日、「人の輪ネット」さんと共催で「ふるさとの味・交流会」をオルガン堂で開きました。

     

この日はオルガン堂のプレオープンの日です。最初のお客様が、福島からの避難者の皆さんとなったこともうれしいことです。

白菜とほうれん草を使った生け花

小池友美さんのあの「猫の写真」も飾ってあります。 「身土不二」とは、からだと土は一体の意味。このTシャツも買えます。

福島からかけつけて、ふるさと料理を作って下さった石川さん(真ん中)の心のこもった味をみんなで堪能しました。菜の炒め物、ローストビーフ、山菜、野菜の天ぷら、炊き込みご飯おにぎり、おみそ汁・・・・etc。左は店長の阿部さん、右はインテリアデザイナーの井上さん、皆さんの協力で素敵なお店になりました。

               大根漬けは齋藤さんの母の作品

             

 

福島県有機農業ネットワークの菅野さんは、「ぜひ皆さんにオルガン堂を活用していただきたい。まだまだふくしまは課題が山積み、保障も賠償も全く不十分。農家は作っても売れない、買いたたかれるで、米はふくしま産と名付けると売れないといわれ業務用や備蓄米に回されている。全袋検査もし安全が証明されてもこの状態が変わらないのはとても残念。でも諦めず、前に進んでいきたい。皆さんと一緒にオルガン堂をもり立て「ふくしま」を理解してもらえるよう頑張りたい。」と力強く話されました。

さわやか財団・ふくしま同行会の野尻さんもみえて、こういう場所ができたのはとてもうれしい。いつでも集まってお喋りしたり、美味しいものを食べたりできる場は、ふくしまを離れている人たちにとっては拠り所になるに違いない、これからはお店の定休日には、避難者の方が地域別に集まる日に使わせてもらったり、女性の日、などもあったら、より親しみがもててよいかもしれないとご挨拶されていました。

以前国分寺の交流会でお会いした方も何人かおいでになり、元気なお顔を見ることができました。

皆さんふるさとの味に舌鼓をうちながら、ふるさとのこと、家族のこと、仕事や趣味のこと、情報交換等、お喋りに花が咲きました。そして、帰りには、野菜に漬け物、お菓子等お土産も沢山買われ、また会いましょうといって別れました。

皆さんもぜひ、美味しいものを食べに、買いにに行ってください!!

             

       

 今なら500円以上買うとこのエコバッグに入れて貰えますよ~(真ん中の写真)

     ゆべし 澤登さんからの花束

       

 

 

 

 

    

 

 


福島県外避難者支援フォーラム

2013年03月14日 | 団体紹介

広げよう・つながろう 県外避難者ネットワーク~さわやか福祉財団からのお知らせです。

昨年、国分寺で開催された「ふるさと福島交流会」にお招き下さったさわやか財団から、今回もまた、たねまきネットにお誘いをいただきました。

東京都内で暮らす福島県避難者のみなさんに、ほっとできる場、話せる場を提供したいと、さわやか財団さんはこれまでもいろいろな催しを開催されてきました。そして避難者の方たちのニーズをつかみながら、それにこたえたいと努力なさってきました。

今回もまたその一つですが、今回はもっと細かく避難者のみなさんの二ーズにこたえたいと、各地で被災者支援に取り組んでいる活動団体を紹介しつなげていきたいとのことです。この日参加されたみなさんには「支援活動団体一覧表」が配布されるそうで、その中に「福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク」も入れたいとご連絡をいただきました。早速活動紹介を書いて送りました。

「てくてく農園」や小高商業高等学校とのつながりや、恵泉女学園大学のオーガニックカフェ、なども記して紹介をお願いしました。

また3月20日当日は避難者に限らず、協力者・支援者にも参加していただきたいということでチラシも送っていただきました。避難者の方は申込票で、支援者は電話で連絡をしてください。チラシと申込書を載せますのでどうぞご参考に。


「てくてく農園」通信

2013年03月09日 | てくてく農園

「てくてく農園」もう1年同じ場所で続けます!

春ですね~

ぽかぽかと、日中はあついくらいの陽射しになりました。畑もきれいにしてあげて、次の植え付けの準備に入らなくては・・・・・。

というのも、ここへきて「東京都新しい公共の場づくりモデル事業助成金」が3月31日で終わるので、その後の「てくてく農園」についてみんなで話あってきましたが、国立市産業振興課、地主さん、とも話合いをもち、うれしいことに、あと1年は使わせていただくことができることになりました。

4月からの「てくてく農園」の運営の詳細についてはこれから考えていきますが、とにかくまたお借りできたことが何よりの喜びです。まずは快くもう1年貸すといってくださった地主さんに感謝です。そして間に入ってくれた国立市産業振興課にも。

 

そんなわけで、今日は早速、ジャガイモの種イモを植え始めたところに、地主さんがトラクターを持ってきてくださって、雑草や枯れ枝の残る畑をいっきに耕し、均してくださいました。みるみるうちにフカフカで平らな畑地になりました。

 

  

以前この畑をお手伝いしたことがあるという方が通りかかり、地主さんとお話しされていたので、お茶の時間にしました。年配の男性ですが、今は他の畑を借りて耕作しているそうです。「種イモは何でもいいわけじゃないよ。一つ病気のがあると、畑中全部に病気が広がったりするからね・・・。」等、いろいろお話してくださいました。こんな風にまた1年、いろいろな方々と交流し、種まきネットをもっともっと知っていただき、市民の方たちにも福島に目を向け続けてもらえたらと思います。

作業の後は、ホウレンソウ、勝尾菜、ネギを抜いてみんなで分けておしまいにしました。

       

来週はまた16 日(土)10時~作業開始です。みなさん春の暖かいひと時、一緒にやわらかい土をいじりましょう。お待ちしています。


オーガニック カフェ 「ふくしま オルガン堂 下北沢」

2013年03月09日 | 福島有機ネット

いよいよ、あと1週間でオープン!!15日、16日、17日は連続でオープンイベントです。

 

福島の美味しい食材をもっと美味しく安心して食べてもらおうとオープンする、オーガニックカフェ「ふくしま オルガン堂 下北沢」オープンまであと1週間。

15日はプレオープンとして、人の輪ネットさんとたねまきネットの共同企画として、避難者のみなさんを招いての交流会です。避難者の方たちの居場所としても使っていただけるように、まずは「オルガン堂」を知っていただきたいとの思いでの企画です。避難者の方も支援者の方も地域の方も福島在住者も入り混じって、食べたり、飲んだり、おしゃべりしたりと、楽しい時間を過ごせたらと思います。どなたもどうぞおいでください。

そして16日と17日はオープン本番です。お店がさほど広くはないので、招待者を2回に分けてのオープニングです。たねまきネットは17日のご招待を受けたので、みんなで17日にお祝いをもって駆け付けます。

通常営業は3月22日(金)からとなります。

チラシの最終版ができました。ちょっと固いね、ともいわれますが、それくらいコチコチになるのも無理はない。なにせ「ふくしま」を前面に出してネーミングしたカフェです。どんな反響があるのか、どうしても力が入るのもわかりますね。福島から東京に飛び出した食材たちと生産者の想いが、きっと私たちの舌を満足させてくれることでしょう。楽しみにしてでかけましょう。ちょうど季節も春そのもの、花たちも咲き始め、景色が色づいてきました。おでかけください。