たねまきネット研修視察行程表 6/29-30
29日(土)
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たねまきネット研修視察行程表 6/29-30
29日(土)
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富岡町を「こっちとあっち」に分ける帰還困難区域のフェンス
フェンスの向こうに残される未処理のバイク
畑や田んぼの上に作られる太陽光パネル。黒いフレコンの後には黒いパネル。緑は戻らない。
新築された東電の社員寮。管理職用らしい。
「原子力研究開発機構の遠隔技術開発センター」
原発内で人が立ち入れない場所の作業をするロボット(遠隔技術)の開発をしている所。
原発とフレコンと廃炉処理等の開発技術の推進拠点。廃炉産業と原発関連技術のプラント開発に向けた福島が浮かび上がる。これが、政府と東電の目指す「復興」。こうして人々の暮らす町から福島は遠ざかっていく。
夜は上三坂のお祭りに参加。
長い間受け継がれてきた神事。収穫を祝い感謝し集い労い合う。人々の素朴な願いがここにある。
上三坂「OJONCO館」到着 1台は「OJONCO館」スタッフの地元友人の方が貸してくださった車
1台は現地でチャーターしたマイクロバス
そして迎えてくれた、鮮やかな芍薬の花!華麗で、透き通るような白い花!
鮮やかなピンク!
温泉にも入って、後はペコペコのお腹を満たすだけ。いざ「ぷばんす亭」へ!
玄関先に置いてある「こんにゃくの花」にビックリ!。。。初めて見た!
すでに席が準備されていて、あとはズラッとごちそうが並ぶだけ。
今年新しく区の会計さんになった方です。「お初にお目にかかります。」
お互いに「これから、どうぞよろしく。」
区長さん、失礼しました、メガネのお顔が半分だけ写ってしまいました。4人のぷばんす亭シェフ。相変わらずパワフル!腕を振るって季節の美味しいものを沢山振る舞って下さいました。
山で採った、わらびの一本漬け、やさしい味のやわらかい蕗の煮物。ここではならのメニュー。
2日目
この日もお天気に恵まれ絶好調!「きのことマサ」での朝食
デザートのメロンは熊本の震災復興支援でわざわざ取り寄せたメロンだそうです。被災地福島ならではの心遣いですね。
周りは緑と色鮮やかな花々に囲まれ、静かでゆっくりとした時間を感じます。
「きのことマサ」の入り口、ミルク(ワンちゃん)はお家の中。
ご主人は上三坂がどんなにいいところか、自分がここでどんなことをしているかのお話で熱弁を振るってくれました。
これは皆さんお馴染みの、えごまマフィン。朝からこんなにたべちゃっていいのかしら。お昼はバーベキューなのにね~。私はバッグにしまいました。「後でおやつにたべよ~」。そしておみやげにも買って来ました。
ミルクが出てきて、狩野さんとじゃれてます。
さていよいよ芝山公園山頂での3区合同での山開きBBQ大会。
真っ青な空、暑いくらいの日差し、山開きには絶好の日和です!
BBQのかまどに火が入りました。
「芝山 山開き 花合会」というのが正しい名称。毎年こうやって地域の人たちが集まり自然の恵み山の恵みに感謝します。雨が降ってもやるそうで、雨の時にはこの山の奥にある神社で行うそうです。
あんまり暑いのでテントに下に移動。そしたらやもり?がどこからともなく登場。
この方はいわき市長。この他にも沢山議員さんや、行政の職員さんが参加していました。
暑いので山を降りて木の下で一休み。
木の下に寝転び、下から木漏れ日を仰ぐと、透き通った緑が清々しい・・・。
今回もいい旅でした。
このツアーの全体を知りたい方は、6月25日(土)午後1時半~
「福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク」の総会があります。
ここでツアー全体の報告も行います。どうぞおでかけ下さい。
会場は、昨年と同じ
「くにたち郷土文化館」(国立市谷保6231 ☎042-576-0211)
JR南武線 「矢川駅」徒歩10分 です。
また、8月には、恵泉女学園大学が中心になってまた再び福島へ行く予定です。
またお誘いしますのでお楽しみに!
5/28(土)-29(日)
いわきの海・山巡り
■28日(土)東京駅八重洲南6番のり場 6:40集合
7:00東京発→いわきへ
いわき駅から「小名浜・薄磯海岸視察」コース
(昼食各自)
・魚市場(魚出荷検査場)
・災害公営住宅、仮設住宅視察
・いわき暮らし伝承郷
(別途、観覧料330円)
・震災語り部さんとの交流
・湯本温泉街の立寄り湯
(各自、足湯0円~800円)
・農家レストラン「ぷろばんす亭」夕食交流会
・土蔵造り古民家OJONCO館泊
■29日(日)上三坂散策~「きのことマサ」朝食
憲法集会で販売する「えごまマフィン」製造元の「きのことマサ」のモーニングは最高ですよ!
11:00「芝山自然公園山開き」に“特別参加”
三和町上三坂、古殿町、平田村合同イベント
頂上BBQを楽しみます。
360°のパノラマの頂上で食べるBBQはいくらでも食べられます。
18:30東京駅着(予)
◎参加費:15,000円(1泊3食視察滞在費こみ)
(高速バス東京-いわき間往復6700円は各自)
◎お申込み:5月10日〆切り
お問合せ:たねまき事務局090-7213-0929(遠藤)
E-mail: spacef@ac.auone-net.jp
企画:福島とつながる種まき
プロジェクトネットワーク
まずは、昨日のブログの続きです。
奉納の儀式は続きます。
奉納の間、笛と太鼓の簡素だけど澄んだ音色が響きます。
子どもたちは神社の階段に座って何やらやっている。はっぴの後ろ姿が愛らしい!
奉納が終わり、私たちはこれから郡山のオーガニックフェスタに向かいます。
上三坂を発つ前に、「きのことマサ」によってお土産にマフィンを買おうと思ってよりました。ところがお客さん満員で店主の小野さんご夫婦はお二人でてんてこまい。申し訳ないので、ご挨拶しておトイレをお借りして、お邪魔にならないように、早々に引き揚げました。やっぱりこのお店の味はファンが多いのですね。うれしかったです。愛犬ミルクも元気でした。
オーガニックフェスタの会場に到着!みんな美味しいものを頬張って嬉しそう。
入り口前には「女性の会」のキッチンカーが陣取って、中の女性たちは忙しそう!えごまの冷汁うどんあとで食べに来なくちゃ!といって会場の中へ。
舞台では子どもたちも上がってクイズをやったり、うたったり。
二本松有機農業研究会の農家さんが出店。新鮮で安い!元気な野菜がたくさんあって、全部買って帰りたいくらい!
久しぶりにお会いする菅野正寿さんと、10月から種まきネットとのコラボ企画を一緒にすすめていく浅見さんのツーショット。
カレーや牛串や食べたいものがいっぱい
今日のステージの司会はなすびさん。「酒粕のアイス美味しいよ~!買ってねー食べてね~」というのにつられて買ってしまいました。
そしてお待ちかね、注文してあった「えごま冷汁うどん」(うどんの下にはえごまのたれがたっぷり。よーくかき混ぜてえごまえを堪能。みそかんぷら(ジャガイモを揚げて味噌を絡めてある)。なんて旨いんだろ!!
やっぱりいっぱいやりたくなって、お土産だけであきたらず、ここでも飲んでしまいました。運転してくれたNさんが飲めない人で助かった。
お腹もいっぱい、買い物もいっぱいして、さてそろそろかえらなくちゃね、とちょうど雨がポツリポツリ、たくさん降らないといいねといいながら車にいっぱい積んで帰路につきました。
さあ、今度は東京でこの美味しさと豊かさを知ってもらうために頑張らなくちゃね!!
10月12日にはくにたちのカフェ とぴなんぶーるで、福島とカフェ とぴなんぶーるのコラボで「秋のハーモニーを味わう会」を開きます。
詳しくはまたお知らせしますので、どうぞお楽しみに!!
神社前の道端に咲くコスモス。子どものころはこうしてあちこちの道端にコスモスがあったなあ・・・なんて思いだしてつい写真に。
田んぼの向こうで、お祭りを祝って花火がドーンとうちあげられています。青い煙は花火の煙。
そして神社までの階段をのぼりました。
立派な屋根ができた神社。三々五々集まってきます。久しぶりにこの祭りに帰郷した人もいるようで。「やっぱり祭りにかえってきたよ」の声もあり。
都会や観光地とは違う風情の神社が、いい感じです。
さあひっぱってきた山車を社に奉納した後、境内に出します。
さあやっちき踊りが始まるよ。
赤いたすきをきりっとしめた女衆はカッコイイ!! さあ始まった!掛け声は80歳のおばちゃん。張りのある通るいい声で気合が入ります。
「ぷろばんす亭がやってくる」で、くにたちでも踊って見せてくれて、みんなで一緒に踊った やっちき踊り。
踊りのあとの女衆は笑顔いっぱい!
さてこれからは収穫物の奉納の儀。若者たちが白装束を身にまとい、始まります。
これから祭殿の前に野菜やお餅やたくさんの収穫物を奉納します。その前にまちの主な団体や関係各所の人たちが榊を祭殿に奉納します。
私たちもOJONCO館として名前を呼ばれみんなで拝殿しました。
拝殿の後は、神主さんがお祓いをします。
お祓いの後はこの年の収穫物を、白装束の若者たちがリレーのように祭殿までつながって手渡しして奉納します。
大きなお供え餅!「重いから落とすなよ!」といいながら手から手へ。
こうして代々受け継がれてきた儀式が、人と人をつないでいく作法として残っている上三坂。
生活をいとおしみ、自然と暮らしを大切に想う祭りの原点を見るようでした。
続いて明日は、郡山のオーガニックフェスタを報告します。
5日深夜2時!OJONCO館にやっと着いた! おなかもちょっとすいた。今日のお祭りのご馳走をちょっとつまんでから寝よう。
さて翌朝は幸い雨も降らず、暑からず寒からずお祭り日より。昨日ちょっとつまんだご馳走を、朝ごはんにしっかりといただく。
ご存じぷろばんす亭の味も。あさからたらふくご馳走になりました。
昨日は眠くて入らなかったので、贅沢に朝風呂! そのあとはコーヒーを入れる。何でもそろっている台所。
昨日はここで「おじょんこ作り」がありました。これからの季節にピッタリ。
こちらもご覧ください。いわきウーマン「おじょんこ作りスタート」→ http://blog.goo.ne.jp/iwakiwoman
周りは山と田んぼにかこまれて、「ああ福島だあ」と背伸び・・・・・・。
庭も草が生えて草取りに来ないといけないねえ。
離れの書庫では先に到着していたSさんが泊まっていました。
さてお祭りにでかけよう!公民館ではちょうど準備中、大きなのぼりが立っていました。
お
大人の山車の準備。
5月のツアーでBBQを一緒にやって知った顔も沢山あり、「やあこの前はどうも」「やあよくきてくれたね」とあちこちで。さあいよいよ出発。
おとなの山車の後に、子どもたちの山車も続きます。
さて、山車の行先はこの綿津海神社。
神社脇にある古木にトンボがとまっていました。トンボも祭りを見に来たのかな?
さあ大人の山車が神社に到着。奉納が始まるよ。
この笛の音が何ともいえない。静かな里山にぴーひゃららと響き、時折花火がドーン!と打ち上げられ、豊かな自然と人が溶け合って、豊穣を願う祭りがおこなわれていく。
子どもたちもちゃんと神社まで山車を運ぶ。
さて、この続きはまた明日。神社の境内でのやっちき踊り、神社の中での収穫物の奉納の儀。
お楽しみに。
24日の朝食は「きのことマサ」で
OJONCO館から「きのことマサ」まで徒歩10分位。朝の空気がおいしい。
ここの若いご夫婦のママの方は三鷹市出身とか。何か親近感を覚えますね。
今日は特別朝7時~9時まで、私たちのために朝食を用意して下さいました。
特性おやき、エゴマ味噌マフィン、山菜炊き込みごはんのおにぎり、味噌汁、お漬物、味噌こんにゃく、etcと大サービスして頂きました。みんなおみやげにマフィンとパウンドケーキを買い占めてしまい、足らなくなり、急遽追加で焼いていただき、帰路につくまでにマフィン45個とパウンドケーキ3本を焼いていただきました。具合が悪くなって急にいけなくなったIさんにもおいしいおみやげをGETできました!
「きのことマサ」さんんちのワンちゃん。ミルク。人なつこくて、穏やかないいワンちゃん。また来るからね、バイバイ、ごちそうさまでした。
この田圃に、7月になるとホタルがいっぱい集まるそうです。7月11日にはイベントがあるそうです。こんな風景を見ながらOJONCO館に戻りました。
さて朝のおいしい空気と朝食を満喫した後は、少し頭も使いましょう、とミーティング。開沼博さんに刺激的なしかしお若いながらも冷静な見識に触れ、一同考察と洞察を迫られた時間でした。この続きは7月5日総会の記念講演のワークショップでやります。(私がミーティングの司会をしていたもので、写真がとれていません。ゴメンナサイ・・・)
頭を使った後は、またしてもお腹を満たすお昼のバーベキューです。360°のパノラマ展望、芝山公園のてっぺんの原っぱでBBQ。この地区の皆さんは何かと言えばここでBBQをやるそうです。準備も手慣れたものです。「タレも特性、りんごとにんにくがたっぷりはいってるんだぞ~」と、ラム肉とキャベツが厚い鉄板にてんこ盛り、いいにおい、ここで食べるのがまた格別!朝もあんなにしっかり食べたのに、これはまた別腹?いくらでも食べられちゃいます。
お腹も心も満たされて、ここでお別れ、最後のごあいさつ。狩野代表と開沼さん。
開沼さんは福島に対して何ができるかの問いに「買う・行く・働く」と明快に書いています。そしてここでもそれを言われました。楽しんでやってください、それが福島を応援します、と。
7月5日も楽しみです。
どうぞ皆さん、開沼さんと、私たちと、沢山語り合いましょう。お待ちしています。