福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

「てくてく農園」通信

2013年01月26日 | てくてく農園

                   麦が清々しい!

 寒いけど天気がいいので澄んだ空の下、畑を見に行きました。折しも、お隣の市民菜園では、皆さんが集って作業の後、お茶をしながらお話されている中、ちょっとお邪魔してきました。

 園主の方のお話によると、国立市内の農地で耕作されていない土地を市が借り受け、その耕作を市民団体に託すというお話があるそうです。「てくてく農園」も今年3月までの契約で、その後どうしようかと考えているところです。その場所をお聞きしたら、谷保はけ下の田んぼと畑のようです。農地としては良い場所ですが、いかんせん多くの人の目に触れる所ではないようです。

 とても一生懸命畑をしてくださっていたYさんが福島に帰られたこともあり、たねまきネットで広い農地を管理運営していくことが難しくなっています。でも「てくてく農園」があり看板を出せたおかげで沢山の市民の方の目にも触れ、話題にもなりました。

何よりも、「福島」を忘れないために風化させないために、可視化できる活動が求められている中で、「てくてく農園」をなくしたくはありません・・・。

 都内にお住まいで土いじりをしたいと思われている方もいらっしゃいますが、豆に通ってくることは難しく、普段の手入れをする人がいないと維持できません。

 <人手・資金・農地>がそろわなくては想いだけではどうにもならないのが現状です。これから3月までの間にみんなで知恵を出し合って「てくてく農園」の今後を考えていきたいと思っています。皆さまからもよいお知恵をお寄せください。

 冷たく冴えわたった青い空の下、清々しい姿の麦とらっきょうの写真を載せます。

 麦畑 伸びてきたらっきょう

 


2/11小高商業高校生を迎える その2

2013年01月24日 | 小高商業高校

2/10~11の行程

2013・2/10(日)~2/11(月・休日)

福島種まきプロジェクトin  くにたち & 恵泉女学園大学

 

昨年に続き、今年も福島小高商業高校生が1泊2日で東京にやってきます。歓迎し、応援しましょう!下記日程で国立市と多摩市恵泉女学園大学で2日間を過ごします。どうぞご参加ください。

 

2/10(日)

11時~16時

 

くにたちマルシェ

 

どなたも見学購入自由

14時~15時

小高高校生のプレゼン &

国立市農商工者のプレゼン

どなたも参加自由(無料)

16時30分~18時15分

夕食

以下の左記企画については、

 

 

{問い合わせ先}

福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

◆電話・FAX

042-573-4010

◆携帯090-7213-0929 遠藤

18時30分~19時30分

入浴@湯楽の里 

19時30分~20時

恵泉女学園大学へ移動

20時~21時30分

オリエンテーション

21時30分

就寝

2/11(月・休日)

7時

 

起床

7時10分~7時30分

ヨガ

7時30分~9時45分

オーガニックモーニング

 

 

調理&食事 ワークショップ

 

9時45分~10時30分

恵泉大「教育農場」見学

 

10時45分

恵泉大 出発

 

 

主催:福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク&恵泉女学園大学

連絡先: 電話・FAX 042-573-4010  携帯090-7213-0929  遠藤

ブログhttp://blog.goo.ne.jp/fukushima-tanemaki/  

協賛:国立市被災者支援市民協働ネットワーク・多摩市民有志

人の輪ネット  070-5099-4305  hitonowa311@hotmail.co.jp 

        

 


2/11小高商業高校生を迎える

2013年01月24日 | 小高商業高校

2/10~11 小高高校生を招いて

10日

プレゼン(ESORAホール)&マルシェ(噴水広場)@くにたち せきやビル (国立駅南口前)

11日

恵泉女学園大学でのオーガニックモーニング ワークショップ

を行います。

10日のプレゼンとマルシェの後は、高校生とたねまきネット&市民協働ネットワークで、夕食交流会を行い、その後くにたちの湯楽の里でお風呂に入った後、恵泉女学園大学で宿泊です。

翌日11日の朝は、ヨガ・オーガニックモーニングを作って食べる・教育農場見学・サンリオピューロランドで楽しんで、帰路につく予定です。

11日のオーガニックモーニング会場の恵泉大南野キャンパスカフェは新装オープンして、ステキな木造のカウンターやその他設備も整い本格的なカフェができるようになりました。また10日の宿泊場所も恵泉大南野キャンパスにある42畳もある広い和室をお借りできました。

10日の宿泊~11日のプログラムに参加ご希望の方は、たねまきネットにお問い合わせください。(090-7213-0929 遠藤)

22日はオーガニックモーニングプログラムをお世話くださる多摩市有志、恵泉大スタッフ、種まきネットで打ち合わせを行い、準備を進めました。

カフェと和室の写真をどうぞ。

木造カウンター

いかにもカフェ

42畳の和室。以前は茶室だったようです。

 


「てくてく農園」通信

2013年01月18日 | てくてく農園

              「てくてく農園」の残り雪

  大雪の翌日から晴天の日が続き、日中は温かい日射しがさす畑ですが、足を踏み入れないせいか、まだたくさん雪が残っています。

 

 それでも野菜たちは雪の間から元気な顔を見せていました。

 水分をたっぷり含んだせいか、土が真っ黒で軟らかく、いい感じです。チンゲンサイとネギを抜いてきました。

 

 チンゲンサイは早く黄色くなってしまうので、皆さん、とおりかかったら抜いてもっていってください。あまり大きくならないのでかわいい葉っぱですが、食べるとやわらかくて美味しいです。


どんど焼き

2013年01月14日 | 国立市

   大雪にびっくり!! でもどんど焼きはやりました。

 どんど焼きは公園で、前日から準備されており、小さな焚き火が始まっていて、間違いなくやると分かったので、私たちも、ぜんざい、甘酒、豚汁など用意しました。

 当日の今日、朝は雨、天気予報も山沿いが雪というので、雨ならとたかをくくっていたら、国立までこんなに大雪になるとは!びっくり!

谷保駅前にお迎えの種まきカー

 それでも、どんど焼き会場に10時~11時頃までいて、すいとんや甘酒、ココア、おじや、等の振る舞いを受け、その後暖かい事務所でもまた、みんな温かいものを食べながら交流しました。

   

    ボサボサと降ってくる雪の中で、温かいすいとんはうれしい!美味しい!

  

いよいよ点火の準備   ワンちゃんをつれて合掌  だるまさんも真っ白

 

          火種の焚き火             テントから「甘酒いかが~?」

  

なかなか火がつかない。 男の子が頑張る!!  やっと点火できた!

  

 

    ようやく二つの山に火がついた!

 

 参加者は少なかったですが、新年最初の交流会だったので「今年もよろしく」のご挨拶を交わしあい、新しい年もまたみんなで元気にやっていこうと語り合いました。

  

     「てくてく農園」の里芋がたっぷり入った豚汁と甘酒

    (食べるのが忙しくてぜんざいの写真を撮り忘れました・・・)

福島からの避難者のお話をお聞きしました。子どもが鼻血を出して心配、とか放射能の健康被害のことについてツイッターでつぶやいたりすると、「そんなことを書くな」というような反応がとても増えているそうです。

 帰郷する人としない人がだんだんはっきりしてきて、一つの家族の間でも帰郷を巡って意見が分かれ、意見の違いが気持ちのズレとなって、うまく関係がとれなくなってしまうという話も増えているそうです。曖昧さが許されない状況が被災者を苦しめ追いつめてしまうということでしょうか。

 県からは、仮設住宅もできたので帰ってくださいというメッセージがしきりとのこと。もう帰れる状況になったのだというメッセージが届くようです。しかし抱える状況も考え方も、それぞれが同じわけではなく、様々な課題の解決もみえないままとにかく帰っていいのだいうのは、ちょっと乱暴な気がします。

 時間をかけて、被災者の皆さんが、自分なりに納得のいく解決を見いだすことができるような支援のあり方が求められていると感じます。

 人の輪ネットの能登さんのお仕事はボディワーク。「皆さん肩は凝ってませんか?」なんてきいてくださり、自分でできるワークをレクチャーしてくださいました。

         

             

 私たちも被災者の皆さんの気持ちに寄り添いながら、ささやかでもできることを続けていきたいものです。

 能登さんはさすが福島の方。車のタイヤチェーンを持っていて帰路は危険なのでここでチェーンを穿いていきますとおっしゃって装備。大風も吹くというので早めに帰りますということで、おひらきにしました。

お月見は雨、どんど焼きは雪と、たねまきネットのイベントは天気に恵まれませんね~。でもそれだけ忘れませんね。そして今度こそはと、またやるところがいいところ。

2月10日~11日の小高高校生が来る時は、お天気になりますように!皆さん、今から予定して、ぜひお越しくださいね。

会場は国立駅南口、西友となり「せきやビル」。

マルシェは11時~ 小高高校プレゼンは14時~ 。お待ちしています!

 


「てくてく農園」通信

2013年01月11日 | てくてく農園

                 冬の午後3時の畑

久しぶりに畑の写真を撮りました。朝は霜が降りていて、土がドロドロで滑ったり、靴がどろんこなりますが、午後になると天気の良い日はのどかです。

NさんSさんがちょくちょくいって、手入れをして下さっているので、作物は少なくてもきれになっています。

チンゲンサイの間引きを少ししました。寒くても鮮やかな濃い緑色の菜っ葉類が元気です。寒さのせいで伸び悩んでいるのか、成長は遅くても枯れないでしっかり根を生やしています。

 

  お隣のマンション建設が始まりました。           ネギ                                   

 

 

畑も寒そうですが、土の色がはえています。         小松菜

  

春菊              チンゲンサイ       ほうれん草

 

通路にまで伸びてきたハーブ          麦

 


福島からの便り2つ

2013年01月10日 | 福島有機ネット

         お米でつながる渡部さんからのお便り

美味しいお米を作ってくださっている渡部さんから、新年のご挨拶状が届きました。

新しい1年に向けての心意気が伝わってきます。お米は事務所にありますのでご注文ください。また、励ましのお手紙を出していただくのもよいと思います。

ご紹介します。

渡部農園・渡部よしの さん

〒969-4105 福島県喜多方市山都町三津合字上小坂5882-38 

           電話・FAX 0241-38-2736

 

 

 

 

有機農業研究会のお知らせ

前にもお伝えしましたが、再度ご案内が来ていますのでお知らせします。

 

 


新年のご挨拶

2013年01月05日 | 団体紹介

     あけましておめでとうございます。

   本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 皆さまには、昨年1年間大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。

 2012年1年間で実に様々な分野の皆さまとお近づきになり多くのことを学ばせていただきました。そして私たち種まきネットも、その名の通り1年でと思えないほど、たくさんの種をあちらこちらにまかせていただいたと自負しております。

 さて、まいた種がどんな芽を出し、どんな花を咲かせ実をつけるか、そのためにどんな土と肥料が必要なのか、2年目を迎えた今年は、じっくりと考えていきたいと思っています。

 今年も皆さまの気力・体力・知力をいただきながら、ともに歩んで行きたいと願っています。

        2013年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク  代表 遠藤 良子